飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 有人宇宙探査計画:宇宙基地は利用継続を 米専門委報告書

2009-09-22 07:00:00 | 北海道衛星
2009-09-09 有人宇宙探査計画:宇宙基地は利用継続を 米専門委報告書

 米航空宇宙局(NASA)の有人宇宙探査計画を再検討していたホワイトハウスの専門委員会は8日、2020年までに月を再訪する計画を見直すとともに、国際宇宙ステーションを15年以降も利用継続するよう米政府に求めた報告書を公表した。

 計画の変更が決まれば、日本にとってステーションを舞台にした有人活動の長期化が見込める一方で、費用負担が増えるなど、さまざまな影響が出そうだ。

 報告書は、ブッシュ前大統領が掲げた20年の月への再訪計画は現行予算では実現困難として見直しの必要性を指摘する一方で、火星を「太陽系の中で最も興味深い到達点」として目標時期を示さずに目指す計画を打ち出したのが特徴。火星へ向けた計画の通過点として、小惑星や月への着陸も選択肢の一つとして示した。

 また、世界各国で共同開発している国際宇宙ステーションは、当初15年まで使用し、その後廃棄する計画だったが、建設にかかった時間や費用を考慮し、利用期間を20年まで延長すべきだという結論に達した。

 10年9月までに退役する予定のスペースシャトルについて、宇宙ステーションを完成させるために11年前半まで利用するのが現実的とした。

 このほか、委員会はNASAに対し、宇宙ステーションに行くため、民間の宇宙船開発に向けた支援や、計画への他の国の協力も求めている。(共同)


出典: http://www.spaceref.co.jp/