飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: SpaceXとアストリウム、革新的な取り引きを発表

2009-09-21 07:00:00 | 北海道衛星
2009-09-09 SpaceXとアストリウム、革新的な取り引きを発表

スペースイクスプロレーションテクノロジーズ(SpaceX)およびアストリウムは、アストリウが最近買収した子会社のサリーサテライト(SSTL)が設計した地球観測衛星をファルコン1eで打ち上げる契約をSpaceXと取り交わしたことを発表した。ファルコン1eはファルコン1の能力強化版。

SpaceXによって全て設計されたファルコン1eは、さらに信頼度を改善し、小型衛星分野の要求を満たすために、推進、構造およびアビオニクス・システムを改良した。アストリウムとSSTLは最先端地球観測衛星を製造しているが、この合意によって、低地球軌道衛星システムの軌道投入とともに、顧客にターンキーソリューションを提供することができる。SpaceXとアストリウムの協力関係は、将来の潜在的な協力への道を開くことになる。

(編集者コメント:SpaceXはSSTLとは資本関係にある。当時、この関係に憶測が飛び交い、目的が不可解だというコメントが見られた。アストリウム、SSTL、SpaceXの組合わせは世界の小型衛星市場を独占できる体制が整ったことになる。軍事偵察部門で小型衛星の成長が期待されているが、この3社の関係が世界の小型衛星市場では衝撃的な出来事である。)

出典: http://www.spaceref.co.jp/