飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 国際宇宙ステーション 宇宙に開く金の翼 太陽電池パネル

2009-04-12 00:51:17 | 北海道衛星
国際宇宙ステーション:宇宙に開く金の翼 太陽電池パネル

 若田光一宇宙飛行士(45)らが国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けた大型の太陽電池パネルを広げる作業が20日(日本時間21日)、完了した。これで4組のパネルがそろい、外見上はほぼ完成し、現在の倍の6人の宇宙飛行士が滞在できる電力を供給する体制が整った。

 太陽電池パネルは1組4枚のパネルで構成される。1枚の表面に1万6400枚の太陽電池が張り付けられている。パネルは地上からの指令で少しずつ広げられ、約2時間で長さ73メートルの黄金の翼のような姿を現した。計画通り発電されれば、既に設置済みの3組と併せて、日本の一般的な家庭で20~30軒分に相当する84~120キロワットの電力を供給できる。

 若田さんはISSでの会見に初めて参加し、「今までパネルの組み立てが忙しく、慣れないこともあり大変だったが、すべての瞬間をとても楽しんでいる」と笑顔で話した。【江口一】

URL:http://mainichi.jp/select/world/news/20090321dde041040038000c.html