飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 「きぼう」 蛍光灯切れ頻発 半数近く使用不能に

2008-09-19 09:16:21 | 北海道衛星
 国際宇宙ステーション(ISS)に設置された日本の実験施設「きぼう」で、21本ある蛍光灯のうち9本が玉切れで使えなくなっていることが分かった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、半分以下になると作業や実験に支障が出るという。
最先端技術を集めた宇宙実験室が、思わぬローテクに悩まされている。きぼうは、3月に船内保管室、6月に主要施設の船内実験室がISSに取り付けられた。
しかし、その直後から蛍光灯の玉切れが相次ぎ、12日現在、点灯できるのは保管室で4本中1本、実験室で17本中11本という。
 蛍光灯はISS内の共通部品で、97年米国製。きぼう以外でも玉切れが続出し、予備品は使い果たした。原因について、きぼう運用チームの横山哲朗サブマネジャーは「保管中に蛍光灯の真空度が落ちたのではないか」とみる。JAXAは玉切れの心配のない発光ダイオードを利用した照明を開発中だが、持ち込めるのは10年以降という。

出典:9月14日2時31分配信 毎日新聞
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000001-maip-soci