書籍名: 『病気にならない生き方』
著者名: 新谷 弘美
出版社: サンマーク出版
私たちが開発した計測器は、あくまで鮮度を数値化する計測器であったが、どうもこれからの健康生活を維持するための指標にもなるようだ。
最近のベストセラーになっているドクター新谷こと新谷弘美氏の書籍からその関連性を抜粋して紹介する。
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○食の基本
食の基本は、フレッシュ(新鮮)なものを食べることです。
なぜフレッシュなものが良いかというと、フレッシュであればあるほど、ミネラル・エンザイムのもとになるエンザイム(酵素)がたくさん含まれているからです。
○健康のカギは「エンザイム」の量だった
エンザイムというのは、科学的にいえば「生物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒の総称」ということになります。
動物であろうが植物であろうが、生命があるところには必ずエンザイムがあります。たとえば植物の種から芽が出るのもエンザイムが働いているからです。・・・・消化吸収はもちろん、細胞が新しいものと入れ替わる新陳代謝も、体内に入った毒素を分解して解毒しているのもエンザイムの働きです。そのため、エンザイムの量と活性度が健康状態に大きく影響するのです。・・・・体内にあるエンザイム量が、その生命体の「命運」を握っていることは確かです。
○エンザイム(酵素)を含む食材
人間は食べ物に含まれる栄養素を調べ、それを分析し、カロリーを測り、現代の「栄養学」を確立しました。しかしそこには、食の基本であるはずの「エンザイム」の存在がスッポリ抜け落ちてしまっています。そのため、エンザイムを含まない「死んだ食物」が、たくさん食べられるようになってしましました。
人間と共に暮らしていたペットにも同じことがいえます。最近のペットフードにはどれもエンザイムが含まれていないものばかりです。そして、その結果が、さまざまな病気というかたちでペットたちを苦しめています。
○白米は死んだ食べ物である
発芽することのできる玄米は、生命力を秘めた「生きた食物」です。・・・白米はどれほどよいものでも玄米と比べると、栄養素は玄米の4分の1ほどしかありません。とくに胚芽部には、さまざまな栄養素がいっぱい詰まっていますから、精米するときは最悪でも胚芽米にとどめていただきたいと思います。
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第1章 常識を信じていると危ない!
第2章 太く長く生きるための食べ方
第3章 この習慣が健康な体をつくる
第4章 「命のシナリオ」に耳を傾ける
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