美山たそがれメール

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村祭り

2015年10月15日 | 日記
秋晴れの中秋の例祭が執り行われた。参加者は15名ほどでほとんど高齢者。60代が4名50代が2名40代1名の構成だ。毎年人口が減っていく。それでも祭りや報恩講など村の行事は連綿と続いている。不思議だなあと他村から嫁いできた私はいつも思う。神主さんの祭祀のあと玉ぐしを供えて2拍手する。
それから公民館に移動して会食が始まった。高齢者の食欲に頭が下がる。食べきれなくて残ったものはお年寄りたちは持ち帰った。私は鯖寿司を持って行ったが、二皿すべてなくなった。鶏肉のからあ下を紋次郎の土産にした。秋の祭りが終わると気温が下がり紅葉も深まり冬へと向かっていく。

栃の実がほぼ乾燥したので箱などに詰めた。ほとんど売ってしまう。以前は栃餅を作っていたが、栃の皮剥きが大変で作らなくなった。上手に作る知人がいるので、いつも買う。栃餅は見た目は茶色で美味しく見えないが一度食べて好きになると病みつきになる。少し苦みがあるが素朴で美味しいと思う。搗きたては黄な粉がよくあう。私は白みそ仕立ての雑煮にする。ぜんざいもおいしい。