美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

この一年を振り返る。

2020年12月31日 | 日記

今日は大晦日。この1年はコロナで開けてコロナと共に新年を迎える。

2月ぐらいから感染者が出て学校休校、自粛要請と今までの普通の

暮らしが一変した。未知のウイルスのため対策が遅れて感染者は

増え続けている。マスク着用、手洗い、密を避けるから4人以上の会食

を避けることなど追加されていった。人との接触が感染を広がることから

ステイホームが推奨された。それでも感染者は減らない。厄介な病である。

ワクチンが開発され外国での接種が始まった。来年こそ撲滅できればいいのだが。

民宿も直接影響を受けて宿泊者はほとんどなかった。ただ特産品販売の方は

道の駅の売店が空いていたので、それなりに売れてくれた。

時間に余裕が出きた分、菜園の野菜の出来は良かった。特に秋野菜はよくできた。

白菜、丸大根も虫もつかず大きく育った。栗も梅もよくとれた。友人達次男家族にも

宅配した。まあ悪いこともあればいいこともある。

90歳を過ぎた頃から死に方を心配していた母は、特別養護老人ホームで老衰で

亡くなった。私達子供にもあまり面倒をかけず逝ってくれた。最後に母に「ご苦労様

お疲れ様」と声をかけた。父が60歳で亡くなっているので十分長生きした。

孫は小学校1年生と中学校2年生、健やかに成長することだけ望む。

74歳と72歳の年金夫婦は、相変わらずの日常生活を続けている。

来年の3月で結婚して50年、半世紀もこの過疎の山村で生きてきた。

あと何年この村で生きて行けるのか、誰にも分からない。

 

 


小春日和から雪へ

2020年12月30日 | 日記

天気予報で雪が降ると言っていたのに、日中は穏やかな小春日和だった。

本当に雪になるのかなあと思っていた。しかし5時過ぎから天気は急変

強風が吹き荒れて雪が降って来た。1時間もしないうちに10センチ積もった。

明日は一日中雪のマーク 、相当積もるだろう。先週の雪が熔けて

畑の野菜が頭をあげていたのに、また雪の下になった。

この繰り返しが2月末まで続く。来年の冬は大雪かなあ?

朝から戻した棒鱈を湯がき水で晒した。その後、酒と醤油、砂糖を入れて

煮た。それをざるにあげて、煮汁の中に湯がいた里芋を入れて煮る。

煮あがったころ。棒鱈を鍋に戻し煮る。夕食に味見をしたが美味しかった。

素朴な煮物だがお正月には欠かせない。鰊漬けも初めて出した。

私は最後まで食べられないが、大根の柔らかそうなところで味見。

まあまあ出来だと思う。これで二品完成。


お正月を前に

2020年12月29日 | 日記

昨年の5月に母が92歳で亡くなりました。それで来年のお正月は

餅を飾ったり何もしまん。子供達家族もそれぞれの家でお正月を

迎えます。それに年末寒波と言っているので大雪でも降ったら

帰れなくなります。山梨の次男家族は3月の春休みに帰って来るそうです。

先日彼らには孫たちへとお年玉と野菜やチョコレートを送りました。

今日は天気が良かったので、外で里芋の皮剥きをしました。自分で

植えて収穫した里芋ですので、うれしくなりました。

冷凍の棒鱈を戻し湯がいて、里芋と煮ます。私の大好物です。

乾燥棒鱈は年々高くなります。魚屋さんに戻してきってもらいます。

棒鱈と里芋の煮物と鰊漬けが正月のご馳走になります。

後は市販のミニおせちを買います。それだけで老齢夫婦には充分です。

 


移動販売車のお兄ちゃん ありがとう

2020年12月28日 | 日記

今日でことし最後の移動販売車の日でした。

過疎の山村まで福井県小浜市から週2回来てくれます。

お魚はもちろん野菜、お肉など頼めばほとんど持ってきてくれます。

値段はスーパーに比べたら少し高めですが仕方がないでしょう。

若狭カレイ、ぐじ(甘鯛)は本当に美味しいです。

今日はお正月商品がたくさん積んでありました。

雪の日も来てくれます。私たちにとって命綱かもしれません。

本当にありがたいことです。今年もありがとうごだいました。

来年は1月8日の金曜日から来てくれます。

 


冬のバラ

2020年12月27日 | 日記

今日も穏やかなてんきでした。3時過ぎからくもってきました。

多分、今夜は雨になるでしょう。畑の野菜ほとんど収穫できました。

キャベツだけ残して。白菜はもういちど漬けます。

もう大雪になっても心配ありません。でも大雪、大雪と予想すると

案外はずれる時があります。年末年始は困りますね。

軒下に植えてあるバラが凛と咲いています。四季咲きのバラだからかも

しれませんがきれいです。虫もつかないし凍てても花が枯れません。

バラは病害虫に弱く消毒しないと、いい花が咲かないと思われますが

海外ではバラはどこの庭でも植えられています。ロンドンに長期滞在した

家でもほったらかしで咲いていましたし、近所の庭にも咲いていました。

ニュージーランドのクライストチャーチでも家の庭にはバラが植えられていました。

日本はバラの咲く時期に梅雨になるので、病気や害虫にやられるとも

聞きました。案外寒さにも強いなと思いました。家の庭で今咲いているのは

南天と四季桜と四季咲きバラです。


ホワイトクリームシチュー

2020年12月26日 | 日記

今日は曇り空でしたが、穏やかな一日でした。朝から

畑に行き大根、白菜、キャベツを引き抜いて来ました。

京都市内に住む従妹に送るためです。私はいつもゆうパックを

利用します。家で渡すのですが嫌がりもせず持って行ってくれます。

午後に安心ボタンを設置するために業者がきてくれました。

電話機を一台追加したようなものです。相談、緊急、安心のボタンがついています。

冬期は雪も多く寒さも厳しくなるので脳梗塞を起こした時の対応手段になります。

私は60代に入り時々一過性の脳梗塞を起こすからです。病名は頸動脈狭窄症です。

この機器を使わない方が一番いいのですが。

雪の中から変色したカリフラワーを掘ってきました。玉ねぎ、エノキを刻み

湯がいたカリフラワーも入れて煮込み、そこに牡蠣をもいれて市販のルーを

半分入れて牛乳も入れます。小麦粉とバターと牛乳でホワイトソースができるのですが、

市販のルーを使った方が美味しくできます。我が家の冬の定番メニューです。

 


冬の夜空

2020年12月25日 | 日記

雨が降ったり止んだりしていて寒い一日でした。

移動販売車の日で午後は下の喫茶店まで行きました。

買い物を済ませた後、尚美さんに編み物を教えてもらいました。

模様編みが上手くできないのです。すあみにすればいいのに

時々難しい模様編みに挑戦するのです。夜10時半までかかって

編んだのですが、少し変です。明日もう一度教えてもらいまししょう。

我が家は薪風呂です。入る前に追い焚きします。薪風呂はほっこりします。

その時に外に出て空を見上げました。久しぶりに星が煌煌と輝き

月も負けじと輝いています。冬場のこの時期は空気も澄んで星空はきれいです。

でも長く外にはいられません。足元からじんじんと冷えてきます。

明日の朝もよく冷え込んで、晴天になりそうです。冬の天気は一晩で

変わります。


年の瀬ですが

2020年12月24日 | 日記

今日は24日、クリスマスイブですが、高齢者夫婦にとっては関係ありません。

ただ夕食にはフライドチキンとマッシュポテトとパスタを作りました。

ケーキもなくいつもと変わらない夕食になりました。

今年は年の瀬と言えどコロナ感染で外に出ないで家にいることが一番とかで

買い物に出かける人も減っているようですが、京都の感染者は88名になりました。

大都市の病と認識していたのですが、じわじわと地方に広がってきています。

マスク着用と手指消毒は徹底しているようですが、飲食からの感染が原因

だと言われるようになりました。私達はこれからどうすればいいのでしょうか?

民宿の方もGO TO トラベル停止で予約なくなりました。寒い時と年末年始の

休日で一気に感染者が減ればいいのいですが、さてどうなりますことか?

こんな田舎にいると実感は少ないのですが、認識だけはもっていなければ

と思っています。


雪の中の野菜たち

2020年12月23日 | 日記

今日も昼前から太陽が出て暖かな一日となった。

2時過ぎから久しぶりに畑に行く。雪を被っていた野菜たちが

頭を持ち上げている。寒冷紗を持ち上げようとするが10センチの

雪が載っているだけで重い。白菜とブロッコリーは頭をあげているので

すぐにわかった。ブロッコリーとカリフラワーは朝夕の冷え込みで

凍てていたに違いない。カリフラワーは黄色く変色していた。

でも白菜もキャベツも瑞々しくて美味しそうだ。大根は生けて

あるので掘り起こす。今週は雪は降らなそうなので明日から全部

収穫しよう。今日の野菜は山梨に住む次男家族に送る。

彼らは北杜市に住んでいるので、京都の野菜を喜ぶ。

「お義母さん、白菜はあるけれど他の野菜はないわ」と言ったので

送ることにした。寒すぎて野菜も米もできないとか。家の周囲の畑は

蕎麦が植えられていた。お漬物も外では凍るらしい。下漬けの白菜漬けや

鰊漬けも屋内に置くそうだ。私も一度2月に訪れたが塩尻から寒さが

違っていた。さくらんぼの6月からシャインマスカットの9月が

一番いい季節だ。あの凍てるような寒さは美山でも感じない。

 

 


今年最後の小春日和か?

2020年12月22日 | 日記

朝は凍ててばりばりで寒かったが、10時過ぎから太陽が出てきて

暖かくなった。母屋に走り毛布など干す。この冬は多分泊り客が

ないだろうから、布団など始末する。母屋は人気がないと寒い。

外に出ていると太陽の光がまぶしい。先週は雪が降ったり止んだりで

太陽はでなかったように思う。これから2月末までぐらいは,こんな

天気が続くだろう。コロナ禍でどこにも行けないし、じっと冬眠だ。

移動販売車の日で下の喫茶店に降りる。2時前にやってきた。

正月用の食料品が増えてきた。私は水で戻した棒鱈を買った。

棒鱈は高い。しかし里芋と炊くのに棒鱈だけは高くても買う。

面白い食材だと思う。棒鱈が美味しいのではなく里芋が美味しくなるのだ。

棒鱈と里芋の煮物は亡くなった父も母も大好きだった。母が焚くのを見て

覚えたのだ。もうこんな手間暇かかる煮物を作る人も少なくなってきた。

でも、私は今年も煮る。鰊漬けと棒鱈の煮物があれば正月のご馳走だ。


冬至

2020年12月21日 | 日記

今日は久しぶりに午後からよく晴れた。雪は音をたてて溶けている。

冬至、柚子風呂とかぼちゃを食べる日だ。柚は友人の柚子畑から

取ってきてくれたが、一度雪に当たると表面が汚くなる。でもお風呂に

入れるのだからしようがないか。今晩は10個ほど浮かべるつもりだ。

かぼちゃは冷凍かぼちゃを煮る。これから長い冬が始まるのだ。

その前に日本列島のあちこちで大雪となった。私も予想外だった。

クリスマス寒波、新春寒波、節分寒波は聞いたこともあるし

経験もしてきているが。12月中旬の大雪は初めてだ。過疎の山村の

高齢者の人たちにとっては、この雪は大変だろう。都会に住む人たちは

映像だけみて「雪は綺麗ね」とか言うが2メートル近い雪が家の周囲に

積もれば、本当に身動きできなくなる。私が嫁いだころは一晩に70センチ

ぐらい積もった。最初は珍しかったが、子供たちが家を出た50代頃から

私は毎年南半球まで逃げ出した。もう年をとってそれもできない。

雪を眺めながら、今年も適当な積雪量をと祈るしかない。

 


京都の和菓子

2020年12月20日 | 日記

昨日夫が京都の友人にみかんを配達に行き帰りに和菓子を預かって来た。

一軒目の和菓子は上等の和菓子で有名な塩芳軒の生菓子。

もう一軒は阿闍梨餅だった。ここの阿闍梨餅も有名だ。

金閣寺の近くに支店ができたと言っていた。いつも高島屋の地下か

本店からの物が届いた。阿闍梨餅も生菓子も餡が美味しいのだ。

塩芳軒の生菓子には季節の銘がついている。もうすぐお正月だ。

正月には花びら餅や松をイメージした和菓子が作られる。

京都には有名な和菓子屋さんとふつうの手つくりまんじゅうなどの

饅頭屋さんとに分かれているように思う。普段が有名店の和菓子はあまり食べない。

お客さんがあったり仏事の時などに買う。ただ塩芳軒は友人の家の隣にあるので

私へのお土産にいつも買って来てくれる。以前は洋菓子のケーキなどもよく食べたが

年を重ねると和菓子をよく食べるようになった。

少し丁寧にお茶をいれて和菓子を食べて一服。至極の一瞬である。


雪の中の野菜たち

2020年12月19日 | 日記

今日も一日中雪が降ったり止んだりの寒い一日でした。

今週からプリンつくりなど休んでいるのに朝5時半目が覚めました。

長年の習慣は身体に染みついているのですね。

夫が急に京都にみかんの配達に行くと言い出しました。

京都市内の入り口のコンビニで待ち合わせをして渡すそうです。

急遽雪の畑に行って白菜、キャベツ、ブロッコリーを引き抜きました。

大変でした。30センチの雪の重みが野菜の上に載っているのです。

白菜、ブロッコリーは簡単に見つけられましたがキャベツは上に出ていないので

探すのに苦労しました。しかし、雪の中からみずみずしい野菜が出てきました。

まだ初雪ですので野菜に傷はついていません。ネギは重みで折れてしまいます。

京都の友人は料理が好きで私の作った野菜を喜んでくれます。

来週は天気が良くなりそうなので、残りの野菜も取り込みます。

 


猿騒動

2020年12月18日 | 日記

今日は一日中雪は降らなかったが寒い。京都市内も寒いらしい。

午後移動販売車の日で下の喫茶店に行くと。3人で猿の話で盛り上がっていた。

火曜日、水曜日と2日続けて猿が来て台所にまで入ったと言う。

おじさんの畑の白菜、大根も齧ったそうだ。1匹ではぐれ猿のようだったそうだ。

台所、車庫、走り回ったそうだ。こんなことは今まで一度もない。山に餌が

ないのかもしれない。猿だけが悪いのではないが、野菜などいじられると腹が立つ。

家に帰り畑に行ったが、家の畑には入っていなかった。もう下に下がったようだから

しばらくは来ないだろう。

冷凍庫の中に入っている状態で寒い。ストーブは一日中点けぱなし、

冬は灯油代、電気代が倍になる。しかし、寒くて風邪でもひいたら

大変なので点けている。


粕汁

2020年12月17日 | 日記

夫は今朝も4時半から除雪に出かけた。10センチほど上積みで30センチほどの

積雪量になった。日中はあまり降らなかったが寒かった。冷凍庫状態の中に

いるようだ。編み物をして過ごす。模様編みで苦戦中であるが。

夕食に粕汁を作った。大根、人参、あげ、こんにゃくを刻み煮る。

素材が柔らかくなったころに板粕と味噌を入れる。板粕は柔らかだが湯で延ばす。

味噌と醤油を入れて、板粕も加えて一煮する。最後にネギを刻み入れる。

寒いので汁ものがいいと思って作った。なんと美味しかったこと

原因は板粕が上等だったのだ。親戚のおじさんが持ってきてくれた。

伏見の酒のメーカーの物だった。やっぱり酒やの板粕は美味しい。

いつもは豚肉を入れたり鮭をいれたりすることもあるが、野菜たちだけでも

本当にいい味がでる。こんにゃくは和歌山の知人からもらった手つくりの

こんにゃくだった。料理は素材が良いと美味しくなるのだ。