美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

一時の雨に驚く

2019年08月30日 | 日記
いつものように6時前に起きた。、雨はまだ降っていない。
遅咲きのカサブランカが咲き始めた。雨の降る前に取って来て
母屋の玄関に生けた。8月1日から咲きはじめ今日は8月の終わり。
今年はカサブランカを一カ月楽しんだ。カサブランカは豪華で
ひと際白色が目立つので母屋の暗さもなくなり、香りが漂う。
来年は2回に分けて植えよう。

9時半過ぎから大雨になった。11時過ぎまで止むこともなく雨の
音で何も聞こえない。11時過ぎ雨はぴたりと止んだ。裏の川は
増水して赤茶色の水が濁流となり流れている。どれだけ降るかと
心配した。この頃の雨の降り方は予想もできない。
明日網入れの日だがこの雨で鮎は下ってしまっただろう?
去年も雨で網入れができなかった。せっかく鮎の取れる地域に
住んでいるのに取れなくて残念だ。私の小さい頃はよく取れた。
父と夕方になると鮎取りに行っていた。網を張り追い込むだけで
鮎は取れた。でも今はおとりがけでもあまり釣れないそうだ。
川が変わってしまったのか、異常気象が影響しているのか
原因は分からない。子持ち鮎で作る鮎飯は美味しいので
毎年期待しているのに、今年も駄目かと呟く私。

ここはどこなの?

2019年08月29日 | 日記
今日も雨が降ったり止んだりの一日
雨の合間に畑に行き胡瓜をもぐ。
胡瓜もトマトもほぼ8月中で終わりだ。
今年の夏野菜の失敗はミニトマトを
10本植えたが収穫ができなかったことと
賀茂茄子を植えなかったことだ。知人に
もらったナス苗は賀茂茄子でなく米茄子だった。
我が家でよく使う野菜は万願寺と賀茂茄子だ。
賀茂茄子は作りにくいが少しはとれる。
来年は賀茂茄子5本と万願寺5本は必ず植えなければ
ならないなあ。

外に出た時、鹿に出会った。雌鹿がじっと私を見つめていた。
あまり動こうとしない。この頃家の周囲まで出てくるように
なった。何を探しているのだろう?いつの間にか走り去った。
家の中にとかげが入って来た。どこから入ってきたのだろう?
私は蛇やとかげは苦手だ。近所の人が最近蝮に噛まれて
いるので蝮にはきをつけている。
いったいここはどこだろう?野生の小国か?

雨の日は読書と編み物

2019年08月28日 | 日記
天気予報の通り一日雨。九州では被害も出ている。
秋雨前線が停滞して扇上降水帯の影響とかだが、
一点を集中する豪雨になることだ。テレビで
町が冠水して水浸しの映像を見る度に怖いと思う。
今のところ近畿地方に被害は出ていないが?

こんな雨の日の一日の過ごし方は難しい。テレビは
どこのチャンネルも同じような映像しか出ないので
時間を決めて見ている。「徹子の部屋」と「やすらぎの刻」は
必ず見る。「やすらぎの刻」面白い。戦時下の貧しい人たちの
生き方が見事に映し出されている。倉本聰さんの脚本が
素晴らしいのだろう?多くの人たちに見てほしい番組だ。

夏毛糸が残っているのでサマーセーターを編むことにした。
編物を始めると、編み残りの毛糸がでる。それらをどのように
始末するか、できるだけ毛糸は使いきりたい。

午後アマゾンで頼んでいた本が届いた。題名は「マイ。ストーリー」
著者は「三シエル。オバマ」オバマ前大統領の妻の自伝である・
幼い頃からファーストレディになるまでの物語だ。分厚くてそう
簡単には読めない。黒人としてアメリカ社会の中でどう生きてきたかは
興味はある。暫くかかりそうだが読もう。

生のプルーンは美味しいですね。

2019年08月27日 | 日記
午前中はなんとか雨は降らなかったが昼前から降り出した。
畑にネギも撒いた。これは小葱で種から撒く。丸大根も
芽をだした。早い。虫に喰われないように注意が必要だ。
午後は移動販売車の日だがいつもの80代のおばさんと
92歳のおばあさんも来なかった。二人ともどこか悪いようだ。
高齢者ばかりの村人だからこれもしようがないか?
友人のS さんが友人とやってきた。少し喋って帰って行った。

昨日長野まで行き次男夫婦と会った夫が次男の嫁から
シャインマスカットとプルーンをもらって来てくれた。
山梨、長野は色んな果物がとれる。
生のプルーンが手に入るとは思っていなかった。長野、青森、北海道
で生産されていることを知りネットで購入した。次男の嫁が長野で
生産していることを教えてくれて、土産に買ってきてくれるように
なった。私も苗木を数本植えたが根付かなかった。
生のプルーンは美味しいと思う。収穫期間が短いので、手に入れるのが
難しい。次男の嫁さんが気遣って送ってくれる。山梨のスーパーでは
この時期生のプルーンは売られているようだ。

秋空みたい。

2019年08月26日 | 日記
朝夕の気温がぐっと下がり夜はすずしくなってきた。
夫は山梨の次男のところにワゴン車を持って行くと
4時半に出ていった。夜8時前に帰って来た。長野県の
諏訪で合流したようだ。そんな強行軍よくやるなあ?

私も朝早く起きたので6時半から畑に出て長大根の
種を撒いた。それから母屋を開け放し風を入れる。
そして10時過ぎから1時間畑仕事をした。
草を抜いて秋野菜の苗を植える準備だ。日差しは今までと
違い日中でもそんなに汗も出なく風も吹いていた。空を
見上げると青空に白い雲が飛んで秋空のようだ。11時過ぎに
家に帰り汗を流した。昼食後少しテレビを観て昼寝をした。
でも昼寝にはならず4時前まで寝てしまった。連日の睡眠不足
が応えていたのかもしれない。夏の疲れが出る頃だから注意が
必要だ。70歳を超えてから急に体力も気力も衰えたことを
実感する。それでも畑仕事、民宿、週末だけのサンドウィッチ
作りなどをしている。一番大変なのは畑仕事だ。畑を荒らすことも
できないから、もうしばらくぼつぼつしましょう。

年を取ったと実感した。

2019年08月25日 | 日記
昨日は朝の5時半までフル稼働、今朝も5時半起き
お客さんが帰られるまでもフル稼働。帰られた後は
シーツの洗濯、布団干しで午前中は終わった。
夕立が来そうで昼寝もできず、夕方になった。
夕食を食べお風呂に入り、ソファに横になっていたら
いつの間にかうたた寝をしていた。テレビの音で目が覚めた。
やっぱり年を取ったと実感した。今晩は早めに寝る。

来週は4日間雨が続く予報で、布団干しは天気の日しかできない。
明日だけ晴れだとのことで、明日も干す。それに大根の
種まきもしなければならない。天気相手の生活もそれなりに
忙しい。秋野菜の苗はタキイで予約している。来たら植えなければ
ならないので、その準備も必要だ。早生のキャベツ10本は今日植えた。
白菜は虫がつきやすいが秋のキャベツ類はここではよくできる。
でも植える時期を間違えると成長が遅くなる。ここは少し高地なので
朝夕の気温の下がり方がひどい。明日は畑仕事の日だ。
老骨に鞭打って頑張らなければならないなあ。

広河原の松上げ

2019年08月24日 | 日記
今日は盂蘭盆である。家のお寺でもお参りがある。
寺当番の夫と10時からお寺に行く。無住寺であるので
まず寺を開け放しご仏壇の仏具のお磨きをする。他の人たちと
お昼前までかかった。磨いた大きな花入れに生けていく。
6対あるので二人で生けた。花は京都の友人に頼んだ。
彼女は寺の住職で浄土真宗本願寺派の西本願寺派に属する。
私たちの村は浄土真宗本願寺派の東本願寺に属する。
少しお経の唱え方に違いはあるが、本質的には変わらない。
盂蘭盆法要の花にして持ってきてくれた。それで簡単に
生けることができたのだ。法要のあと住職が3対分持ち帰られた。
私たちも少しずつ分けてもらった。お墓と仏壇に供える。

夜はお客さんを連れて雨模様のなか広河原の松上げに行った。
千本近い竹の先に松明が点けられるとあたり一面火の海になる。
幻想的で幽玄の世界に変わった。まるで時代劇のワンシーンだ。
そのご松上げが始まった。30メートル先の竹ずつに松明を掘り上げ
中に入れるのであるが、なかなか入らない。1時間近くかかり
やっと1個入ったがそれでは燃えない。4個入って燃えてきた。
半分ぐらい燃えるとその竹を倒す。火が一斉に燃える。
まるで玉入れの様な行事で、素朴で、単純である。
山火事を恐れ火伏(防火)に後利益がある愛宕神社を崇拝する
愛宕信仰からきているそうだ。
今年も火が点いてよかった。帰り道と行きで佐々里峠付近で数10頭の
鹿に出会った。やっぱり夜は鹿がたくさん行動している。


茄子の味噌煮

2019年08月23日 | 日記
今日は朝から一日中雨が降りました。雨は嫌になりますね。
夫が友人からたくさん茄子をもらって来てくれました。

夕食に茄子の味噌煮を作りました。茄子は味噌味が合います。
賀茂茄子は田楽味噌で食べます。大きな賀茂茄子を輪切りに
して油で焼いて蒸し煮にします。そして田楽味噌を表面に塗ります。
万願寺の焼いたんを横に並べます。我が家の民宿の定番メニューです。
小ぶりの茄子は乱切りにして油で炒め水を加え柔らかくなるまで
煮ます。途中で万願寺の乱切りも加えます。味付けは味噌と砂糖です。
素朴な味で美味しいと思います。亡くなった父の好物でした。
茄子の味噌煮を食べる度に父を思い出します。

今年の茄子はあまりよくないのです。
我が家の茄子も今頃なり始めました。茄子は茄子紺と言って黒紫色に
光ります。秋茄子は「嫁に喰わすな」という諺もあります。それほど
美味しいのかもしれません。茄子は油との相性も良く糠漬けにしても
綺麗な紫色になります。万願寺と茄子は京の夏の貴重な野菜でもあります。

初秋の定期便

2019年08月22日 | 日記
昨日友人からぶどうの詰め合わせが届いた。彼女と知り合ったのは
40年前だ。私が31歳で彼女が41歳の時だった。京都府立病院に
入院ていた時だ。私は甲状腺癌、彼女はリンパ腫だったと思う。
彼女の方が重症で、福知山から来ていたので田舎者同士でよく話して
いた。私は88日間で退院した。そのご数年は交流があったが、
いつのまにか連絡もしなくなった。
5年前たまたま出演していたテレビ番組を見てすぐに彼女が我が家まで来てくれた。
二人のお互いの会話は「よくここまでいきてこれたなあ」の言葉だった。
彼女は家族に支えられて生きてきたと話した。彼女のそばにはご主人が
いつもいられたようだ。今も二人とも元気である。

その時以来、毎年8月の終わりにぶどう園からぶどうの詰め合わせが
届く。すぐに返事の電話でお互いの無事を確認する。その彼女も
81歳、私が71歳で随分生き延びてきたと思う。残された人生悔いなく
過ごしたいものだ。大きな病気を経験しても生きることはできるのだ。
私はいつも「長く生きることより如何に生きるのが重要」と言う。
癌術後の40年間、色々あったが、それもまた楽しの40年だった。

今日急にやって来た従妹や友人たちにも随分迷惑もかけている。
そんな私をいつも支えてくれている。人は一人では生きていけない
住職をしている友人は「ご縁です」とにこやかにほほ笑む。

池の鯉

2019年08月21日 | 日記
母屋の裏側に大きな池がある。茅葺きの家は涼しいので
午後はよく行く。居間のソファーベッドに横になっていると
だぶんと大きな音がする。池の鯉たちが飛び跳ねているのだ。
大きな鯉が50匹ほど小さな鯉も50匹ほどはいるだろうが?
紅い鯉は金魚とよく間違えられる。亡き舅が錦鯉をよく買って
池に放していた。ゴールド、赤など立派な鯉が泳いでいた。
舅が亡くなり7年、鯉も池の中で淘汰されて強い鯉が残ったようだ。

ただ大雨で池が増水したりすると池の鯉数匹が川に流れていく。
「大きな鯉が川で泳いでいる」との目撃情報もある。
この鯉は我が家の鯉だ。我が家は村の上流に位置している。
我が家から上に民家はない。そして鷺たちも彼らを狙っている。
夫は池の表面の一部に網を張ったが完全とはいえない。時々
鷺に捕まる鯉もある。

犬も鯉もそうだが飼っていると可愛いくなる。
今ならスイカの皮を放り込むと喜んで食べてくれる。
泊りのお客さんも興味深く池を覗き込んでいる。池の際の
山沿いには鹿も降りて来る。


むらさきのスカートの女を読む

2019年08月20日 | 日記
第161回芥川賞受賞作「むらさきのスカートの女を読む。
書評も良くて、よく売れているようで、アマゾンで購入した。
一気に読めたが、私が読んでもよくわからなかった。
芥川賞は若い人が多く取るので、もう私たち70代には
感性のちがいなのか?まだ直木賞受賞作の方が私には
あっているようだ。小さい頃から本が好きでよく読んだ。
今でも本をよく読むが、読んで感動する本はなかなかない。
how to物や料理本も好きだが,これらは読書対象ではない。
もう一つ読書に興味がなくなった原因は単行本など
文字が小さいことである。ハズキルーペを使っているが
長時間使うと目が疲れるのである。困ったことだ。
時間はいっぱいあるのに。それでも私は自分が読みたい本を
求めて新聞の広告欄に目を凝らす。

来年郵便局が土曜日の配達をやめるそうだ.私の地域では
新聞の配達は郵送に頼っている。3日分の新聞が月曜日に
届くと新聞の意味も薄れるような気がする。パソコンでも
テレビでもニュースなどは当日わかるので、別に新聞は
いらなくてもという人もいる。でも私は新聞を読むのも
好きである。これから暫く考えようと思っていつ。



すすきの穂が出てコスモス咲く

2019年08月19日 | 日記
今日は朝から曇り空。気温もそう上がらない。
10時過ぎから畑に出る。ネギ苗を植える。
まずトウモロコシを抜いて草を引く。
ネギ苗とは干したネギのことで青い所を
剝いで根っこを植え付けていくのだ。
家で作った冬ねぎは美味しくなる。民宿の
秋から冬のなべ物にはどうしても必要だ。
買えばいいのかもしれないが、私は作る。畑から
帰り際コスモスが咲いているのを見つけた。コスモスは
秋の花である。霜が降りるまで咲き続ける。私の好きな
花でもある。秋が来たと思った。空き地のすすきの穂も出てきた。

午後空が暗くなり大夕立が来た。猛暑、熱帯夜、熱中症
と悩まされてきたが、ここで一服。季節の変わり目だ。
今年の夏も本当に暑かった。クーラーも2台入れた。
約一カ月使った。やはり汗が出ないし涼しくなる。
これから日中に使う回数は減るだろうが湿度が高いので
除湿に使うかもしれない。一度便利で快適な生活に慣れると
もう元に戻れない。

熱中症に気をつけて

2019年08月18日 | 日記
昨日京都市内から来られたお客さんが熱中症らしき症状が
出て大変だったらしい。バスで来て道の駅でおりて、有名な
ジエラードを食べてそこから茅葺きの里に向かい炎天下
歩いたようだ。少しして吐き気、めまいがしてフラフラになり
急遽川を見つけて川で身体を冷やして近くの喫茶店で休憩を
して待ち合わせのカフエまで送ってもらったそうだ。
夫が迎えに行き家に連れてきたが、その時はもう元に戻っていた。
夕食も食べて、それからこの話をされたのだ。意識があってよかったが
完全な熱中症だった。昼の2時過ぎ炎天下の舗装道路を歩くなんて
信じられない。そばにいた夫の男性は驚かれただろうに。
そして、その夜は十分に睡眠をとられて、今朝は昨日より
顔色が良くなっていた。朝食にサンドイッチ、コーヒー牛乳
スイカなどを食べて小さな保冷剤を渡した。
広河原まで送り10時45分の京都バスで帰った。お疲れ様、気をつけて
と言って別れたが、早く元気になってほしい。

畑に出たいが今日はやめた。熱中症が怖いから、家の中で昼寝をする。

京都五山送り火中継を見て

2019年08月16日 | 日記
台風の中来られたお客さんが9時過ぎに帰られた。
大雨と強風でどうなるかと心配したがたいしたことも
なく終わって安堵した。午後は青空も出てきた。

夜NHKBSで京都五山送り火中継を見た。こちらも
台風の影響もなく、点火された。まあまあ綺麗だった。
私が京都の高校に通っていた時友人と学校の屋上で
送り火を見た。今のように大きなビルもマンションもなく
屋上で見ることができた。それにこれほど注目されて
いなかったので、もっとのんびりしていたように思う。
次男が下宿していた松ケ崎周辺の鴨川べりでも見たことがある。
大文字の送り火がすむと夏が終わると信じていた。でも今は残暑で
猛暑が続く。京都市内は盆地なので特別に暑いと感じる。
テレビの中継で見ている方が五山全部みることができるのだ。
大文字焼きとか「燃えて焦がして大文字」と歌謡曲で歌われるが
大文字の送り火は神聖な宗教行事なのだ。お盆に帰って来られた
ご先祖様をあの世へ送り返すとも言われている。あの火が道しるべ
となり帰って行かれるそうだ。京都の行事は何とも奥深い。


台風情報に振り回されて

2019年08月15日 | 日記
明け方強風が吹いたが日中は雨も小ぶりで台風らしくないのに
テレビでは台風情報ばかり。夜には広島を通過して
日本海にでた。しかし大型台風だったので風は残り
雨もやっとふってきた。今夜泊りの静岡のお客さんが
来られるだろうかと心配したが夕方無事に着かれた。
夕食の準備をして食べてもらった。こんなに遠い所まで
こんなに悪い気象条件で来られたのに頭が下がる。
明日天気が回復すればいいのだが。

この頃台風情報は徹底してきた。JRも飛行機も船も
すべてキャンセルになっていた。旅行者や観光客や
お盆の帰省の人たちにとっては迷惑だっただろう。
幸いここは雨量もそんなに多くなく被害も出ていないようで
一安心だ。毎年のことながら台風が来るたびに振り回される。
台風は来るまでの方が気になる。特に夏台風は進路も定まらず
対策が取れないのだ。過去の経験から推察して事前に対策
するようになってきた。情報を取ることは簡単になった。
ハザードマップ。防災アプりなどで調べることもできる。