美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

十月桜(二季桜)

2014年11月30日 | 日記
今日は午前中は良く晴れていたが、午後から曇ってきた。配達。帰り道の茅の里は今年最後の賑わいか、大勢の人達と駐車場は満員だった。帰ってくると、夫は雪囲いをやっていた。村のあちこちの家、空き家になっている家も今日は帰って来ての雪囲いをやっていた。明日から12月、いつ雪が来てもおかしくない。

十月桜が満開だ。今年は強い霜も少なく暖かで花が開いてくれた。写真を撮りに行ったが花が小さくて取りにくい。普通は3月まで咲き続ける品種だが当地は積雪と低気温で雪が降ると花は咲かなくなる。次に咲くのは春彼岸の頃になる。ソメイヨシノが咲く前に一足早く咲く。私がこの桜に執着するのには理由がある。31歳の甲状腺癌術後にこの桜に出会ったことだ。寒空の中で凛と咲く桜に教えられたのだ。私もこの桜のように凛と生きたいと思った。一生懸命生きなければ、来年の秋にまた会おうと思って年月を重ねてきた。それで家の周囲にも十月桜を植えた。ときどき雪の重みで枝が折れることもあるが、枯れることはない。

白菜を漬ける(2)

2014年11月29日 | 日記
 昨日帰り道で拾ってきた紅葉です。これが最後になるでしょう。木の枝はすっかり裸になってきました。

午前中は土砂降り。12時過ぎから晴れたり曇ったり。夫が8時半に配達にいってくれた。
2時過ぎから白菜を洗う。昨日実家の母にもらってきた。88歳の母は今年は白菜を上手に作った。この間行くと「白菜を持って帰り。家の白菜は農薬なし。おばあちゃんが種から撒いて作ったんや」それには脱帽。白菜は農薬なしで作るのは至難の技である。私も農薬を使わないで作っているが、こんなに結球しない。池で白菜を洗うと小さな虫が出てきたが中まで入っていなくて柔らかい。
     私の白菜漬け 名付けて白菜の柚香漬け 
     今日は下漬けです。水があがってから1週間漬けます。

材料    白菜9キロ 塩3%(240グラム)煮干し100グラム 昆布10枚(5センチ角)
      柚子3個ほど  鷹の爪数本

作り方   白菜を洗い4分の1に切ります。樽の底に塩を敷き交互に白菜を並べる。
      翌日に水が上がるのが一番いいのだが、上がらない時は塩水を入れる・
      そのまま1週間ほど置く。
 
      1週間後塩水を流して白菜の間に煮干し、昆布、ゆずを挟んで付け直す。
      1週間後から食べられる。
夫はこの漬物が好物です。刻んだ白菜漬けにちりめんじゃこを乗せて醤油をかけて食べます。私は毎年11月から12月にかけて2階漬けこみます。来週は鰊漬けをします。 
    

私みたいな冬のバラ

2014年11月28日 | 日記
暖かで穏やかな小春日和の一日。配達後バラの選定とブルーベリーの支柱建て。ブルーベリーは雪の重さでいつも枝が折れる。今年は丁寧に支柱を立ててもらった。その周りをひもでぎゅと縛り動かないようにした。春が楽しみだが不安も残る。雪の量が予測できないから。
次に伸び放題になっているバラの剪定をする。薬もやらないから春のバラは葉に虫の食んだ跡や青虫が葉っぱを食べつくし花だけのバラもある。ただ秋から冬に咲く花はあまり虫もつかない。好きなところに枝を伸ばし花を2,3個1本の枝につけたりと自由に咲いている。そしてたくましく勢いよく咲いている。今日は全部刈り取った。霜に会うと花の色が変色するから。短く剪定して枝折れを防ぐ。バラは育てるのが難しい。薬をかけないといい花が咲かないとも言われているが3年経ってようやく強い花が咲くようになった。バラが土に合ってきたのと、気候ににも慣れてきたのだと思う。私が嫁いできて30有余年、この地に馴染むまで時間がかかった。でも私はじっとここで根付いた。このバラたちも私のようになってほしい。

冬の空になってきました。

2014年11月27日 | 日記
雨が上がりいい天気になるかと思っていたのにどんよりしたくもり空の一日になりました。夫が配達に行ってくれたので午前中はゆっくりできました。17歳の老犬紋次郎はあまり外で遊ばなくなり、いつも車の中で寝ています。お話ができれば彼の気持ちがわかるのに、私は一日に何度か外に出して放すのですが、すぐに戻ってきます。食欲も前のように食べなくなってきました。好物のお肉もあまり食べません。一日に1回になってきたように思います。

畑に昨夜鹿が入ったようです。網が破られて杭を倒して入ったようです。大根の葉とキャベツを食べていました。寒冷紗がかけてあったので最小限の被害で済みました。夫に網を張り直してもらい、杭も打ち込んでもらいました。今晩もう一度来るでしょう?果たして入れるだろうか、鹿との戦いです。

           蕗の薹と蕗の薹みそ

蕗の薹味噌を煮る

2014年11月27日 | 日記
雨が降ったり止んだりの一日でした。蕗の薹がでていたので摘んで蕗の薹味噌を作りました。以前は11月や12月に蕗の薹が出るなんてことはなかったのですが、ここ数年今の時期から雪が降るまで出ます。早春のような気候で春だと勘違いしているのかもしれません。でも春のように大きくならないので見つけるのには苦労しますが。私はすぐに蕗の薹味噌を作ります。柚子味噌も作らなければと思っています。これらのおかず味噌は作っておくと大変便利です。湯豆腐やふろふき大根の上にかけても美味しいです。
作り方 蕗の薹10個 味噌1キロ 砂糖500グラム みりん少々
    蕗の薹は刻みます。鍋に味噌と砂糖を入れてみりんで伸ばします。10分ほど煮詰め
    そこに刻んだ蕗の薹を入れ弱火で10分煮続けます。すこしゆるめにできても冷まし    ている間に堅くなります。

夫が知人から洋ナシや柿などもらってきました。この柿は奈良県産のものです。いろんな果物が集まりました。長野県のリンゴ園で摘んだリンゴ。和歌山のみかん、大枝の富有柿なども

寒い雨の中の紋次郎

2014年11月25日 | 日記
連休疲れで今日は休み。大きな雨音で7時前に目が覚めた。こんな時間まで寝ることはほとんどない。ゆっくりできる一日。夫は会議で昼過ぎに出て行った。紋次郎を放すとなかなか帰って来ない。何をしているのかと遠くから眺めると、木小屋の前で座っている。木材を積んだ小さな穴をじっと眺めている。おかしいなあと私が見に行くと小さな足跡がついていた。たぶんハクビシンに違いない。紋次郎は1時間ほど待っていたが、ハクビシンは現れない。夜行性なので昼間はうろうろしない。1時間ほどして紋次郎はとぼとぼ帰って来た。若いころは穴の中まで追い詰めたが、もう老犬の紋次郎にはそんな勢いもない。寒い雨の中で座っていたので背中が濡れていた。タオルで拭いてやったが、口で足など舐めていた。午後は移動販売車の日なので連れて行く。食べ物は以前ほど食べない。筋肉やこま切れ肉などやっているが、ドッグフードも好き嫌いがあって、あまり食べない。17歳、これからの追い方が気にかかる。

観光シーズン終幕へ

2014年11月24日 | 日記
美山の観光シーズンもこの連休で終わりになります。最後の3連休は天気も良くてまあまあの人出で賑わいました。近所の週末だけの飲食店も今週で終わり来春は4月25日ごろから再開予定です。私の加工品販売の仕事も売り上げは半分以下になりまし。12月から3月まではほどほどにします。1月の雪灯篭の1週間は観光客は来ますが寒いので私は特別に仕事はしません。

12月から編み物を再開してベストを1着仕上げたいと思っています。あとは読書と原稿書きをしたいと考えています。

ただ新しい仕事B&Bを始めたので雪のない南半球の人達が雪の世界を経験に来てくれればと思っています。2月に1週間ほどブータンの若者たちが滞在することはほぼ決まっていますが。

連休は疲れるなあ!

2014年11月23日 | 日記
急にメールで泊りの予約があり引き受けた。一人なのでどうしようかと思案はしたが。22日の土曜日を配達を終えて急いで帰って来てシーツかけ。シーツかけが私は苦手である。それから拭き掃除もした。すき焼きをメインに酢の物、茶わん蒸しなど出した。41歳の男性だった。ビールを肴に全部食べて、ごはんはいらないと言われた。8時過ぎに母屋から自分の家に帰って着たが疲れていた。うたたねをして地震速報で目が覚めた。10時過ぎだった。二男が八ヶ岳にいるので気にかかる。今晩メールしよう。朝は5時半に起きて道の駅に出す加工品を作った。8時過ぎにオ夫が配達に行ってくれたので母屋の朝食の準備をして運んだ。9時半に帰えられた。一棟貸のグループのほうが楽だ。喋らなければならないし、気も使う。泊まられた方がどんな印象を持たれたのかも気にかかる。昨日は美山町内の人たちが茅葺民家の見学にも来られ午後にも兵庫県の人達も上がってきた。今日は夫の弟夫婦が墓参りに来て仏壇に参ってくれた。連休は人の出入りが多いのでそれだけでも疲れる。今回の連休で人の出入りも少なくなるだろう?明日も道の駅の店に加工品をだす。もうひと頑張りだ。

近所で取れた葉つき柚子と姫りんごです。

 散り紅葉

2014年11月21日 | 日記
美山は紅葉も終わりです。昨日京都市内に出かけたのですが、通り道の高雄の紅葉も市内の銀杏も紅葉もそんなに綺麗とは思いませんでした。美山は朝夕の気温差が大きいので鮮やかな紅葉ですが都会の紅葉はくすんで見えました。それでも全国いや海外からの観光客で清水寺周辺、嵐山はすごい人出だそうです。今週末はもっと増えるでしょう。各テレビ局が「さあ京都に出かけよう」などの番組を放送するからです。私は12月8日に京都の病院に診察に行きます

紅葉が路面に散り敷いて真っ赤な絨毯になっています。今日の朝の気温マイナス4度、真っ白な霜が降りました。寝る前に肩のあたりが寒く感じました。今日は日中気温が上がり秋日和になりました。ただ日暮れが早いので一日があっという間に過ぎてしまいます。私は週末用のチーズケーキとプリンを作りました。もう少しの間で忙しい時期も終わります

久しぶりの三条商店街

2014年11月20日 | 日記
配達後知人と三条商店街へ。共通の知人のお見舞い。今日は元気そうで近くの「リプトン」で雑談。少しでも早く良くなられること祈る。
その後京都ホテルオークラの17階のスカイレストランで蟹バイキング。17階からの眺望はすばらしい。東山周辺の紅葉はまだみたい。たくさん食べようと思っていたが、リプトンで食べたパフエがよくなかった。でもそれなりに食べられてほっとした。三島亭でお肉を買って五条通りから洛西へ。途中の大枝の柿販売所に寄って柿を買う。たくさんでていた。去年もこの時期に柿を買いに来ている。それから丹波縦貫道経由で美山へ。5時半に家に着いた。紋次郎にお土産のチーズソーセージパンをやる。それで落ち着いた。私たちは「たけよし」の握りを食べた。疲れてうたたねをした。

晩秋になりました。

2014年11月19日 | 日記
3日間配達に行かないうちに街道の紅葉は落ち葉がおおくなってきました。山肌が茶色くなりつつ、そのうちに灰色に変わるでしょう?京都市内はこれから見ごろだそうですが、美山は2週間ほど早く季節が先に進みます。冬型の気圧配置で市内は晴れていてもここは時雨です。これからは一日のうちでどこで時雨になるかわからない天気になります。天気予報より空の雲の動きを観察したほうがいいでしょう。大根を3本掘ってきました。あした京都市内の知人にお土産に持って行きます。今年は大根も小振りです。白菜はまだ完全には巻いていません。もう少し早くに苗を植えたほうが良かったようです。ネギは寒さにあって美味しくなってきています。畑が少しづつ空いていきます。畑も眠りに入ります。冬までの間ゆっくり休んでもらいます。私はこれから来年の野菜の作付を考えます。我が家の柿の木もすっかり葉を落として実だけになりましうた。カラスや小鳥たちが食べているようです。

小振りの饅頭

2014年11月18日 | 日記
昨夜「殉愛」を読み終えたのが12時半、6時に雨の音で目が覚めた。一日中雨が降ったり止んだりの寒い一日となった。夫が配達に行ってくれたので午前中はゆっくりできた。午後は小浜の移動販売車の日で下の喫茶店で近所のおばさんたちと雑談タイム。猿が村の中を徘徊しているらしい。畑を荒らされたと言っていたが我が家は幸い被害なし。紋次郎の存在が効いているらしい。紋次郎は放すと家の周囲を走り回っている。獣の匂いを感じているようだ。

先日来た学生のおみやげの小さな饅頭。今海外の観光客には抹茶製品が売れているようだ。私も抹茶プリンを作ってみよう。昨日陶器を作っているIくんは小ぶりの抹茶茶碗と茶筅のセットがよく売れると言っていた。大きなものは持ち帰れないので小さい物のほうが好まれるらしい。私は2年前に上海で茶器セットを買ってきたが箱入りだった。今は単品包装が主流だとのこと。 

母屋でコーヒータイム

2014年11月17日 | 日記
今日は仕事を休んだ。午前中は曇っていたが4時過ぎから雨になった。私は母屋でコーヒータイム。買ったコーヒーメーカーでひいたコーヒーを入れる。少し薄めのコーヒーにした。京都の友人が持って来てくれたシフオンケーキとチョコレートケーキとコーヒー。砂糖を入れずに飲んだ。美味しく感じた。その後新聞タイム。2日間の新聞を読む。この地域は郵送で日曜日の配達は休みなので月曜日はいつも2日間の新聞が来る。一日遅れの新聞はあまり読む気がしない。
でも日曜日の読書の書評は読む。今どんな本が話題になっているか知りたいから。アマゾンから本が届いた。今話題の書「殉愛」屋鋪たかじんの最後の741日。読み始めたが分厚くてなかなか進まない。さくらさんの視点で書かれているようだ。理解できない点も多いが話題性がたかくてよく売れているようだ。

夕方夫の知人が来て5時半から8時まで酒を飲んで帰った。

玉ねぎを植える若者たち

2014年11月16日 | 日記
配達は夫が行ってくれた。9時半ワークキャンプの学生が20名ほどやってきた。京都市内の大学の学生が数カ月に一度限界集落支援のためにやって来る。今年から自分たちで野菜を作ることになり、夫が私の畑を貸すことにしたのだ。8月末に植えたじゃが芋の収穫。きたあかりを2畝植えた。思ったよりたくさん入っていた。マルチをはずし耕して玉ねぎの苗400本植えた。
さすが若者たちのパワーはすごい。機械を使わずに鍬で耕していた。雪の下で冬をこさせるのだが来年の春にならないとどれだけ残るかわからない。収穫は6月下旬頃か?11時半に農作業は終わった。
その間に東南アジアの研修生が茅葺農家の視察でやってきた。ミャンマー、ラオス、ブータンの学生だった。彼らは英語が堪能なので、引率の先生は英語だけでやっていた。日本の学生たちの英会話力はよくない。もっと勉強する必要があるように思う。

午前中は人の出入りが多かった。夕方畑の草など燃やしてもらった。今は陽の入りが早くて5時を過ぎると一気に暗くなる。11月も半ばになって秋の終わりが近い。

久しぶり週末いい天気

2014年11月15日 | 日記
        我が家の庭の紅葉です。
今朝は2度。夫が配達に行ってくれた。母屋と我が家を行ったり来たり。誰かが歩いていると思って外に出た。美山町の知人。新聞を見て家を見に来たという、大急ぎで炬燵に火を入れてお茶を出す。帰って来た夫にストーブを焚いてもらい暖かくなった。これから午後京都市内から二組来ることになっている。
3時すぎに京都から友人夫婦がやってきた。コーヒを入れた。お土産のチョコレートケーキとシフオンケーキでコーヒータイム。母屋はストーブと火鉢、堀炬燵で暖かい。5時までいて帰った。大根やブロッコリーなど野菜を持って帰ってもらう。紅葉は終わりに近づいている。