さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

「掏摸」読破

2014-03-18 08:49:19 | さるみみ文庫2014
中村文則の作品を初めて読んでみた。
これも純文学好きなサボさんが「これどうだろう」とか言って
いきなり本屋で買って(帯に踊らされてた気がする)私も読んでみたんだけど
なんか、もう読んだのも時間の無駄だったと思うくらい嫌な本だった。

アンダーグラウンドな世界を描いてるってところで既に嫌悪感あるのに
「この登場人物は何のために出てるの?」ってわからなかったり、
何のためにこの本の中に出てくる事件を起こすのか、背景が全くわからない。
最後に主人公が死んだのかどうかもわからない。
なんか全体的に何がなんだかよくわかんない作品だった。

とにかく暗く、救いがなく、もう嫌な感じ満載。

たぶんもうこの作家の作品は読まない。
ちなみにサボさん、彼の作品この後「銃」っての読んでるんだけど
「そっちの方がずっと暗くて救いがなかったよ」
って…これ以上に救いないってどういうことなの?

とにかく残念だけど、楽しめなかったわ。

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