さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

なぜお祝いしたくないのか。

2006-07-04 23:31:32 | Weblog
こざるが年少の時に担任だった先生が今月下旬に結婚する。
農家の方がお相手のようで、結婚後はそちらへ引っ越し。
保育が天職のようないい先生だったから、園を辞めてしまって残念だった。
こざるはこの先生ともう一人ペアを組んでいた先生が好きで、
年中に上がったときに、そっちの先生のクラスになって、
今回結婚する先生も年中に持ち上がりになったんだけど
年中のときは直接的にはかかわりがなくなっていた。

退職してしばらくの後、先月にその先生から幼稚園経由でお便りがきた。
年少、年中時に担任を持っていた子供たちに対して
結婚式で花束を渡す役をやってほしいんだけど…という依頼だった。
よくよく話を聞けば、披露宴で子供たちが運動会でもやった
「よさこいソーラン」を踊った後で花束を渡す、というイベントがあるらしい。
へえ、面白そう!と思って、私はこざるに
「先生の結婚式に一緒に行こうよ」と誘ったんだけど、
こざるから返ってきた答えは「行きたくない」
「え?なんで?」
先生の結婚式は見てみたいけど、花束渡したりそこまではしたくない、
というのだ。「何?あれだけお世話になったのに」
と、私はその態度に腹を立てる。

そこで、普段からこざると仲良しの男の子のママにメールして
「行かないって言うんだけど、誘ってもらえない?」って言ったら
「え?マジで行かないの?欠席者4人だけらしいよ」と言われた
そうだよね、普通行くよね。
先生にも「恥ずかしいみたいで行きたくないって言ってるんです、ごめんなさい」
ってメールしたら「是非来て欲しいです」と返信が。
他の子たちも行くって行ったら、本人も気が変わるかと思って
「○○くんも行くんだよ、○○くんも、○○くんも…」と言ったものの
「行きたくない」の一点張り
「なんでー!!!」
「だって疲れるし、めんどくさいんだもん」

あんなにお世話になったのに
あまりに非情な答えで、かつ幼稚園児とは思えない反応に私は愕然として
夫にこのいきさつを話した。

ところが夫も「そもそも自分の結婚式に子供たちを使うって行為自体が
なんか自分勝手な感じするけどなー。そういう自己満足なところが
きっとすごく迷惑なんじゃないだろうか」と冷静にこざるを分析。


この親子って…
確かに夏休みの最初の土日の急に結婚式に来い、っていうのは
みんなの予定を考えてないとは思う。
しかも先生たちが出るわけではないらしく(新郎側との兼ね合いらしい)
子供たちが出るのも10分程度で、保護者たちはそのために連れて行って
自分たちは披露宴の様子が見れるわけではなく子供たちを引き連れて帰る、
というだけではあるんだけど、それでもやっぱりいい先生だったし
お世話になったし、会えるのも最後だし…

ただ、無理に引き連れて行って現地でぐずっても、お祝いの席を
台無しにするだけだし…

なんかものすごーく辛い感じ。

ときどきこざるが子供らしくないと思うことが多々ある。
心配性で石橋をたたいて壊すくらいの慎重な夫の性格を引き継いでいるからか
はたまたチェスばかりしているからか、その辺は不明だけど
なんていうのかものすごくいろんなことを計算し尽して
「今はこうしたほうがいい」とか、「読んでるな」と思うことがしばしば。
それがよく作用するときも勿論あるんだけど、
なんか本当にもっとストレートに感情を出したり、単純に動いてもいいのに、
って思うこともある。
そういうこともあってか、べびざるの単純バカで子供らしい姿が
たまらなく可愛いと思ったりもする。比べるのはちょっとよくないけど。

なんか、こざるのこの先が思いやられる。
この間の担任の先生からのお便りにも、こざるは「運動会だ!と気合が全面に
出るタイプではありませんが(笑)」とか書かれていて
やっぱりストレートじゃないんだなーって思ってたところ。
もう絶対に結婚式には行かないつもりなんだろうか。

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