先月読み終わっていたんだけれど、いろいろあってブログ書く暇もなかったので
今更記事更新。
上巻を読み終わったのは4月の末だったんだけど、そこからかなり時間かかったのは
途中読んでてめちゃくちゃ怖かったから。
読書してて怖い、と思ったのは「黒い家」くらいなんだけど、この決壊は別の意味で
めちゃくちゃ怖かった。「黒い家」とは別の怖さね。
読了までに時間はかかったし、怖さもあったし、いろんな登場人物がまさに「決壊」していく
そんな様を見ている自分も若干メンタル壊れ気味だったりして、
いろんな思いで読んでいた感じ。
サボさんは実はこの作品が平野啓一郎を知った一番最初だったんだけど
これはかなりヘビーな作品だから、よくここから平野啓一郎に注目して彼の作品を
読み漁るようになったものだと思う。
だけど、間違いなくすごい作品だと思う。
やっぱり純文学と言えば世の中は「村上春樹」なんだと思うけど、私的には「平野啓一郎」の方が
ずっとずっと上を行っているのよね。
読書は好みもあるから、別にハルキストがいて、アンチ村上がいていいんだけど
でも「マチネの終わりに」で平野啓一郎の世界に入ってきた人には、断然「ドーン」とこの「決壊」も
読んでもらいたいと思う。そのくらい大きくて重たい作品だった。
サボさんにそんなことを伝えたら「もう一回読もうかな」って。
片手間で読める感じじゃないよ、これ。そんな仕事忙しい中で読む本じゃないよ、と思った。
古い作品だけど、今年読んだ中でTOP3に入るわ、間違いなく。
今更記事更新。
上巻を読み終わったのは4月の末だったんだけど、そこからかなり時間かかったのは
途中読んでてめちゃくちゃ怖かったから。
読書してて怖い、と思ったのは「黒い家」くらいなんだけど、この決壊は別の意味で
めちゃくちゃ怖かった。「黒い家」とは別の怖さね。
読了までに時間はかかったし、怖さもあったし、いろんな登場人物がまさに「決壊」していく
そんな様を見ている自分も若干メンタル壊れ気味だったりして、
いろんな思いで読んでいた感じ。
サボさんは実はこの作品が平野啓一郎を知った一番最初だったんだけど
これはかなりヘビーな作品だから、よくここから平野啓一郎に注目して彼の作品を
読み漁るようになったものだと思う。
だけど、間違いなくすごい作品だと思う。
やっぱり純文学と言えば世の中は「村上春樹」なんだと思うけど、私的には「平野啓一郎」の方が
ずっとずっと上を行っているのよね。
読書は好みもあるから、別にハルキストがいて、アンチ村上がいていいんだけど
でも「マチネの終わりに」で平野啓一郎の世界に入ってきた人には、断然「ドーン」とこの「決壊」も
読んでもらいたいと思う。そのくらい大きくて重たい作品だった。
サボさんにそんなことを伝えたら「もう一回読もうかな」って。
片手間で読める感じじゃないよ、これ。そんな仕事忙しい中で読む本じゃないよ、と思った。
古い作品だけど、今年読んだ中でTOP3に入るわ、間違いなく。