さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

夏前の塾面談

2015-06-22 10:02:17 | さるみみ学習塾
コナンの定期テストも終了し、またかよ、と思いつつも塾面談に行く。
正直2月に面談してから何か変わった部分もなく、
塾では3月に入った途端ギアあげます的なことを言っていたけど
結局6月の今もそれほどギアは上がってなくて、相変わらず中1、中2生よりも
自習時間が少ない受験生のコナン。
私は結構自習室行くようになってるな~と思ってるんだけど、
コナンの教室で一番自習に来ている子は下手すると月100時間とか自習してるみたい。
100時間?そんなこと可能なんだろうか…と思うけど
その子は一人ダントツで、他の中3は50~80時間くらいなんだって。
で、コナンは?と聞くと30時間弱…
そんなに差があるの?というのが親の正直な感想。

ただ、先生に言われてちょっと長めに自習するようになったら、とたんに風邪ひき
どんだけヤワなんだか…と思い、その辺のことを相談しようかと思ったら、
今回の室長のメインテーマは「7月の数学検定」だった。

実はコナン、この期に及んで「7月に数学検定受けたい」と言いだした。
一度封印して、3月の受験が終わったら死ぬほど数学やっていいから、って言ってたんだけど
なんか「やっぱり2級の1次だけでも今年中に欲しい」と言いだし
私との間であーでもない、こーでもないとかなりガリガリ言い合いしてた。
やはり数Ⅱ、Bになるとちょっと時間をかけないと難しくて
サクサク理解できる部分もあるにはあるんだけど、対数関数とかは完全??だし
かなり時間かかるんじゃないかな。本人は微分積分やってみたいし、ベクトルも比較的抵抗なく
むしろ得意かも…と思ってるんだけど、それでも無理じゃないかと。
しかもあと1か月しかないし、そんなことやってる場合じゃないんじゃね?ということで
室長と意見交換の末、今回はなんとか見送りを納得させた。

英語は今取れている点数的には問題なく見えるけど、実力としてはまだ十分ではないと
室長は判断しているようで、高校英語につもつながる力をつける夏にしたいそうな。
ということで、英語強化の夏となる予定。
数学と理科が仕上がっているので、文系科目漬けになるらしい。
コナンの嫌そうな顔ったら

で、自習時間の話をしたら、担当の先生としては受験生なんだから受験生らしく
時間を増やして気持ちの面で気合いを入れ直してほしいという意味での「自習にもっと来い」
発言だったようなんだけど、室長も
「まあ、性格的に熱くガツガツやるタイプではないと思ってるので、ちょっともう一度相談して
別の形で負荷をかけるようなやり方を考えます」と言ってくれた。

そう、熱くガツガツやるタイプではないのよ、全然。

今回の面談でも「もし受かるかどうか半々の状態だったら、必死に勉強するけど、
今のところ問題ないって言われてるのに、そこまで頑張る気になれない」と発言して
室長をこんな顔にさせたコナン。

問題はここにあるのか?
室長は「そろそろどこかで大きく失敗してもらいたい」と言うと、
コナンは「じゃあ次の模試で失敗します」と言って、また室長の顔がこうなった。
「いや、失敗しようと思ってした失敗はこっちの意図と合ってないし、そもそも失敗にならないし
そこから何も得るものもないから…」と言われて
「あ、そうなんだ…」って、あんたどこまで浮世離れしてるわけ?

挙句の果てに「追い込まれた状況が欲しい」というので、
さすがに私もカチンと来て「じゃあ、私立受けません」と室長に言ってみた。
室長もたぶん「ちょっと待て!」と思ってたと思うし
コナンも「え?そういう追い込まれ方じゃなくて」と言ってたけど
私自身は相当に頭に来てたので「都合のいいこと言うんじゃないって!」と一喝。
場が凍る。

室長はコナンに「自分を奮い立たせるような目標を持て」と一生懸命語っていた。

こんなことを言ってるコナンなんだけど、
実は室長には結構テスト前に不安感を漏らしているのだという。
「基本的にはそういう部分も強く持っている子だから、こちらが出した課題も
素直にきちんとやるし、そういう面では本当に指示通りこなしてくれてありがたい」と言われた。
実際はどれだけ働きかけても、重たい腰が上がらない子が多いみたい。

うちでは絶対私に不安感なんか漏らさないので、塾がそういう心情を吐露する場所として
受け付けてくれてるのなら、それは室長に感謝。ぜひ不安や愚痴を聞いてやってください。
(それも授業料に含まれてると解釈することにしましたわ、ダメ母は)
高校入試に対してではなく、その先にコナンが燃える目標を設定できるか考えてみます、とのこと。
ホントすいません

この夏を乗り切れるのかね、この息子は…