下巻を読み終わった。
うーん。これは結局壮大な自分探しの旅だった?
ダイナミックな上巻と比べて、下巻は全体に停滞してて暗く重たい感じではあった。
家族それぞれがそれぞれに自分の思いと葛藤して、それぞれに「落としどころ」を見つけて生きてく中で
主人公だけがどうやって生きていくべきなのかを葛藤し続けるわけだけど、
主人公の人生の中で最も厄介だった「姉」が恐ろしく変化してて、ちょっと引いた。
しかも自分を見つけられない主人公に説教するところも、
ちょっとびっくりしちゃったかも。
それ以上に主人公のだらしなさもなんか辟易…なところあった。
なんかぐるぐると悩み、もがいていた先にいろんな偶然で人と再会するとか
ちょっと都合よすぎないか?という部分もあったし、イラン革命やら2つの地震やら
節目にいろんな出来事も盛り込まれているんだけど、そういうきっかけがないと
話が次の展開にならないのか?とかいうことを思ったり、
これは上下巻と2つに分かれる必要あったのか?と思ったり
やっぱり一文に読点が多くて短くて、文章の書きスタイルが最後まで苦手だったかも。
あと、最後は純文学か?とかいう着地点もなんとなく中途半端感があり。
いろいろな期待感を持って(直木賞受賞とか、本屋大賞も2位だったり。)
読んでみたけど、私には本の内容もその書き方も微妙だったかな。
けど、たぶんこういう本が好きな人たちはたくさんいて、だからこそ評価もされてるんだろうし
主人公の自分探しのどこかの部分に自分を重ね合わせたり、
特に大人になって変わっていった「姉」が主人公にいろいろと語る言葉に感銘を受ける人も
もちろんいるんだと思うし、それはそれでいい。
「よかった!」と言えない私は感覚マイノリティでも仕方ないと思うわさ。
まあ、いろんなことを思う人がいていいんじゃない?
最後に。純粋に、本当に純粋に思ったこと。
自分探ししたがる人って、みんな海外に出ていくのかしらね。
自分ってそんな遠くにいるものなのかね。
うーん。これは結局壮大な自分探しの旅だった?
ダイナミックな上巻と比べて、下巻は全体に停滞してて暗く重たい感じではあった。
家族それぞれがそれぞれに自分の思いと葛藤して、それぞれに「落としどころ」を見つけて生きてく中で
主人公だけがどうやって生きていくべきなのかを葛藤し続けるわけだけど、
主人公の人生の中で最も厄介だった「姉」が恐ろしく変化してて、ちょっと引いた。
しかも自分を見つけられない主人公に説教するところも、
ちょっとびっくりしちゃったかも。
それ以上に主人公のだらしなさもなんか辟易…なところあった。
なんかぐるぐると悩み、もがいていた先にいろんな偶然で人と再会するとか
ちょっと都合よすぎないか?という部分もあったし、イラン革命やら2つの地震やら
節目にいろんな出来事も盛り込まれているんだけど、そういうきっかけがないと
話が次の展開にならないのか?とかいうことを思ったり、
これは上下巻と2つに分かれる必要あったのか?と思ったり
やっぱり一文に読点が多くて短くて、文章の書きスタイルが最後まで苦手だったかも。
あと、最後は純文学か?とかいう着地点もなんとなく中途半端感があり。
いろいろな期待感を持って(直木賞受賞とか、本屋大賞も2位だったり。)
読んでみたけど、私には本の内容もその書き方も微妙だったかな。
けど、たぶんこういう本が好きな人たちはたくさんいて、だからこそ評価もされてるんだろうし
主人公の自分探しのどこかの部分に自分を重ね合わせたり、
特に大人になって変わっていった「姉」が主人公にいろいろと語る言葉に感銘を受ける人も
もちろんいるんだと思うし、それはそれでいい。
「よかった!」と言えない私は感覚マイノリティでも仕方ないと思うわさ。
まあ、いろんなことを思う人がいていいんじゃない?
最後に。純粋に、本当に純粋に思ったこと。
自分探ししたがる人って、みんな海外に出ていくのかしらね。
自分ってそんな遠くにいるものなのかね。