第2歴代誌20:20
『こうして、彼らは翌朝早く、テコアの荒野へ出陣した。出陣のとき、ヨシャパテは立ち上がって言った。「ユダおよびエルサレムの住民よ。私の言うことを聞きなさい。あなたがたの神、主を信じ、忠誠を示しなさい。その預言者を信じ、勝利を得なさい。」』
国が敵の侵略によって危機的な状況になった時に、国の運命を左右する立場にあるのが最高指導者です。
ヨシャパテ王は危機の時にどのようにしたでしょうか。
第2歴代誌20:3
『ヨシャパテは恐れて、ただひたすら主に求め、ユダ全国に断食を布告した。』
何よりもまず断食しながら主をひたすら求めました。
次のように祈りました。
第2歴代誌20:6-12
『「私たちの父祖の神、主よ。あなたは天におられる神であり、また、あなたはすべての異邦の王国を支配なさる方ではありませんか。あなたの御手には力があり、勢いがあります。だれも、あなたと対抗してもちこたえうる者はありません。
私たちの神よ。あなたはこの地の住民をあなたの民イスラエルの前から追い払い、これをとこしえにあなたの友アブラハムのすえに賜ったのではありませんか。
彼らはそこに住み、あなたのため、御名のために、そこに聖所を建てて言いました。
『もし、剣、さばき、疫病、ききんなどのわざわいが私たちに襲うようなことがあれば、私たちはこの宮の前、すなわち、あなたの御前に立って──あなたの御名はこの宮にあるからです──私たちの苦難の中から、あなたに呼ばわります。そのときには、あなたは聞いてお救いくださいます。』
ところが今、アモン人とモアブ人、およびセイル山の人々をご覧ください。この者たちは、イスラエルがエジプトの地を出て来たとき、イスラエルがそこに侵入することをあなたがお許しにならなかった者たちです。事実、イスラエルは彼らから離れ去り、これを根絶やしにすることはしませんでした。
ご覧ください。彼らが私たちにしようとしていることを。彼らは、あなたが私たちに得させてくださったあなたの所有地から私たちを追い払おうとして来ました。
私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」』
この祈りに主は答え、勝利を与えて下さいました。
主に信頼し頼る人は恥を見ることがないです。
【祈り】
人間的な手段を先に取るのではなく、神様に先に祈る者になりますように。
【チャド】
アフリカの内陸にある国で、多くの種族で成り立っています。
イスラム教が半分以上でプロテスタントは13%です。
長い間、内戦と不正腐敗で『アフリカの死んだ心臓』とも言われました。
イスラム教とキリスト教の対立も30年間続いています。
国民の80%は貧困です。
この国にある対立と争い、内戦が早く終わりますように。
主の平安がこの国にありますように。
《 3分バイブルボイス 》
【福音】殉教者たちの血:ヨハネの福音書12章