A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

【ご案内】Drawing-Exposed essence 2017「ガ○ダムを描く」展

2017-01-21 23:08:15 | お知らせ
この度、下記のグループ展に出品いたします。

■Drawing-Exposed essence 2017「ガ○ダムを描く」展
出品作家:大田原桜子・岡田美紀・田岡和也・冨倉崇嗣・平田剛志・松本良太
会期:2017年1月23日(月)~1月28日(土)※日曜日・休廊
開催時間:11時~19時(土曜日は11時~17時)
開催場所:Oギャラリーeyes【大阪府大阪市北区西天満4-10-18石之ビル3F】
TEL/FAX:06-6316-7703
主催:Oギャラリーeyes(有限会社オーギャラリー)
企画:東邦フランチェスカ http://tohofrancesca.wixsite.com/toho-francesca 

質問:「ガ◯ダムを描く」の◯には何が入るでしょうか?
答:「ン」を思いついた方はぜひ会場にお越しください。

なぜドローイング展に私が出品作家として参加しているのか、私も不思議です。
昨年、大阪・CASにてキュレーションした明楽和記展において、明楽さんの指示により私が描いた「絵画」が展示されたことがきっかけで、出品依頼を頂きました。
CASでの明楽和記展をご覧になった方はより楽しめるかと思います。
まさかの出品依頼に困惑・苦笑しましたが、作品の出来はご覧になった皆さんのご批評、ご叱正を待ちたいと思います。すばらしいアーティストの方とご一緒できて楽しみです。
どうぞよろしくお願いいたします。



memorandum 428 美は

2017-01-19 23:43:10 | ことば
美は物質ではない。
美は模倣できない。
美は見る者の心に生まれた快楽の感覚である。
美しい物があるわけではない。だが、すべての物は、それを見て快感を起こすような、感受性と創造力にあふれた心がやってくるのを待っている。それが美である。

ロバート・ヘンライ『アート・スピリット』野中邦子訳、国書刊行会、2011年、86頁。

美は私たちを待っている。

memorandum 427 独創性について。

2017-01-18 23:11:18 | ことば
 独創性について。独創性について心配することはない。本人がいくら望んでも、独創性を振り払うことはできない。独創性は人間につきまとい、誰かが考えるよりもずっとしつこくその人間の本性をー善きにつけ悪しきにつけーさらけだそうとする。
ロバート・ヘンライ『アート・スピリット』野中邦子訳、国書刊行会、2011年、84頁。

独創性は自ずとさらけだされてしまう。

memorandum 426 対象への興味

2017-01-17 23:34:24 | ことば
対象への興味。その人物について、どうしても伝えたいことがあるという欲求。それが肖像画の第一条件だ。絵を描くというプロセスは、このような強い関心のあり方、ぜひともこれをいいたいという気持ちから生まれる。
ロバート・ヘンライ『アート・スピリット』野中邦子訳、国書刊行会、2011年、19頁。

絵を描くだけでなく、あらゆる仕事、表現に通じるのではないか。

memorandum 425 心の調律師

2017-01-16 22:16:03 | ことば
いわゆるえらい思想家も宗教家もいらない。ほしいものはただ人間の心の調律師であると思う時もある。その調律師に似たものがあるとすればそれはいい詩人、いい音楽者、いい画家のようなものではないだろうか。
寺田寅彦「備忘録」『寺田寅彦随筆集 (第2巻) (岩波文庫) 』岩波書店、1964年、147頁。

だれか私の心を調律してほしい。