A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1271 『クラーナハ展 : 500年後の誘惑』

2017-01-27 23:07:33 | 書物
タイトル:クラーナハ展 : 500年後の誘惑
別書名:Lucas Cranach the elder : 500 years of the power of temptation
責任編集:グイド・メスリング、福元崇志
編集:国立西洋美術館、飯塚隆、福元崇志、ウィーン美術史美術館、TBSテレビ
翻訳:新藤淳、福元崇志、伊藤麻衣、杉山あかね、岩谷秋美、梅村尚幸、クリストファー・スティーブンス、ナタニエル・ブロッタス
編集補助:龍 真未、梅村尚幸
編集協力:岩田高明
デザイン:梯 耕治
発行:TBSテレビ
発行日:c2016
形態:284p : 挿図 ; 31cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2016年10月15日-2017年1月15日:国立西洋美術館, 2017年1月28日-4月16日:国立国際美術館
   主催: 国立西洋美術館, ウィーン美術史美術館, TBS [ほか]
   関連年譜: p258-259
   参考文献: p274-279
   出品リスト: p280-284
内容:
ごあいさつ 主催者
ごあいさつ ザビーネ・ハーク(ウィーン美術史美術館総館長)
メッセージ フーベルト・ハイッス(オーストリア共和国次期大使)

クラーナハ——ヴィッテンベルクから世界へ[グイド・メスリング]
肉欲の誘惑と道徳の戒め——クラーナハの裸体像[エルケ・アンナ・ヴェルナー]

カタログ
1.蛇の紋章とともに——宮廷画家としてのクラーナハ
2.時代の相貌——肖像画家としてのクラーナハ
3.グラフィズムの実像——版画家としてのクラーナハ
4.時を超えるアンビヴァレンス——裸体表現の諸相
5.誘惑する絵——「女のちから」というテーマ系
6.宗教改革の「顔」たち——ルターを超えて

クラーナハ、その誘惑のアナクロニー[新藤淳]
飼い慣らされた非合理——ヨーセフ・ボイスによるクラーナハ[福元崇志]

関連年譜
参考文献
出品リスト

頂いた日:2017年1月27日
 国立国際美術館にて開催された「クラーナハ展 : 500年後の誘惑」内覧会にて頂きました。ありがとうございます。
展覧会は国立西洋美術館で見て、とてもおもしろかったので大阪会場で再見。画面に漂う神秘感に魅惑された。現代作家に与えた影響も頷ける。だが、大阪会場では出品数が少なくなり、会場の展示、照明に違和感があった。西美の方は空間が小さく、天井が低かったことが、クラーナハの小さい作品を見るにはフィットしていたのかもしれない。