A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記2 京都の平熱

2007-04-15 21:28:29 | 書物

タイトル:京都の平熱 哲学者の都市案内
著者:鷲田清一
写真:鈴木理策
装丁:守先正
出版社:講談社
発売日:2007年3月20日
内容:
古い寺社は多いが歴史意識は薄い。
自然そのものより技巧・虚構に親しむ。
けったいなもんオモロイもんを好み、町々に三奇人がいる。
「あっち」の世界への孔がいっぱいの「きょうと」のからくり。
(帯より)

購入日:2007年4月15日
購入店:青山ブックセンター六本木店
購入理由:
まず、表紙に使われていた鈴木理策の写真がいい。それにタイトルだ。「京都の平熱」。「平熱」とは実に京都らしい。ちょうど近く京都に行く予定があったので、これはいいガイドブックになるのではないか、それに鷲田清一の本とあればただの京都エッセイではないだろう。京都の地図もついていて、旅への期待を膨らませてくれそうで、個人的にタイムリーな内容で購入。


未読日記1 音を視る、時を聴く[哲学講義]

2007-04-15 21:09:44 | 書物
タイトル:音を視る、時を聴く[哲学講義]
著者:大森荘蔵、坂本龍一
出版社:筑摩書房(ちくま学芸文庫)
発行日:2007年4月10日(オリジナル1982年10月10日)
カバーデザイン:近藤一弥
内容:
イメージは頭にあるのだろうか、それとも身体が感じるのだろうか、そして言葉はそれとどのようにかかわるのか。人は時間を、そして音をどのように知覚するのか、あるいは、それは客観的に計測できるのか。哲学や諸科学がさまざまに論じてきたこれらの問いに正しい「表現」を与えるべく、世界的ミュージシャン・坂本龍一の問いかけに、時間と感覚について独自の思考を展開させてきた哲学者・大森荘蔵が応える先鋭的な哲学講義録。1980年代の傑作対話がここに!(文庫カバー裏面解説より)
購入日:2007年4月15日
購入店:青山ブックセンター六本木店
購入理由:
哲学者・大森荘蔵とミュージシャン坂本龍一がこのような対話をしていたとは知らなかった。あまり音楽関係の書物は読まないのだが、これは音、音楽と哲学をからめた本のようで、坂本龍一がナビゲーター役とあれば、どのような話を大森荘蔵から聞き出していくのか、そんな期待から手に取った。タイトルもいい。