安心感をいだいて人生に立ち向かう人は、不安感をいだいて立ち向かう人よりも、格段に幸福である――少なくとも、なまじ安心感が強すぎて災難に陥るようなことがないかぎりは、そうだ。また、いつもではないにせよ、非常に多くの場合、安心感のおかげで、ほかの人なら圧倒されてしまうような危険をまぬがれることもできる。かりに、あなたが狭い板の上を歩いて深い割れ目を渡っているとしたら、こわいと思わない場合よりも、こわいと思った場合のほうが、ずっと落っこちる見込みが高い。同じことは、生き方についてもあてはまる。
ラッセル『ラッセル幸福論 (岩波文庫)』安藤貞雄訳、岩波書店(岩波文庫)、1991年、195頁.
安心と安心感は異なる。
「安心感」は絶対ではなく、確率的に不安感より「いつもではないにせよ」安心ということだ。
どうせいつ深い割れ目に落ちるかわからないのだ。
ならば「安心感」をいだこう。
自分にも他人にも「安心感」を与えよう。
安心であれ。
ラッセル『ラッセル幸福論 (岩波文庫)』安藤貞雄訳、岩波書店(岩波文庫)、1991年、195頁.
安心と安心感は異なる。
「安心感」は絶対ではなく、確率的に不安感より「いつもではないにせよ」安心ということだ。
どうせいつ深い割れ目に落ちるかわからないのだ。
ならば「安心感」をいだこう。
自分にも他人にも「安心感」を与えよう。
安心であれ。
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