A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1000 『時間のヒダ、空間のシワ…』

2015-02-10 23:29:27 | 書物
タイトル:時間のヒダ、空間のシワ…[時間地図]の試み: 杉浦康平のダイアグラム・コレクション
タイトル別名:Experiments in "Time Distance Map " : diagram collections by Kohei Sugiura
著者:杉浦康平
監修+AD:杉浦康平
デザイン:新保韻香
フォーマット作成:白井敬尚形成事務所
制作協力:杉山久仁彦、平岡佐知子
編集:久保田昭子(鹿島出版会)
編集協力:横木真理子、加賀谷祥子
印刷・製本:大日本印刷株式会社
PD:渡辺謹二(エクター)
制作進行:多賀谷春生
箔押加工:丸栄有限会社
発行:東京 : 鹿島出版会
発行日:2014.10
形態:100p ; 30cm
内容:
地図の歴史を塗り変えた伝説のダイアグラム「時間地図」「時間軸変形地球儀」――。
東京が、日本列島が、そして地球が容赦なく歪み、引っ張られ、凹んでいく。
移動速度の変化が引き起こし、文化の振る舞いが映し出された「時間のヒダ、空間のシワ」を可視化する…。

◎時間を軸にして、これまでに見慣れた空間地図や地球儀を変形する試み。多視点から解析して生みだされたデータ群を再構成し、新しい視点を加え図像化する。
◎数々の伝説的なヴィジュアルデザインを生みだした杉浦康平が、1960年代から挑戦しつづけた「ダイアグラムデザイン」、「時間地図」群の全貌…。
◎初期ダイアグラムを共作した松岡正剛との対談をはじめ、多木浩二によるエッセイ、かつて時間地図の編集・制作にかかわった、村山恒夫・赤崎正一らによる寄稿・インタビュー、
◎後半では、建築家・白井宏昌やhclab.の若手クリエーターが、時間地図のデジタイズによって、〈スギウラ時間地図〉の試みを解読する…。

目次
「記号と記号のかなた : 杉浦康平についての覚え書き」多木浩二
「時間地図とは何か : 「多にして一」という発想法」インタビュー杉浦康平×赤崎正一
ダイアグラム・コレクション
「足跡としての、時間地図」対談 松岡正剛×杉浦康平
「紙の「マルチメディア」実験 : 『百科年鑑』生誕クロニクル」村山恒夫
「新しい時間地図を生みだす : 〈スギウラ時間地図〉の試み」杉浦康平
ダイアグラム・コレクション
「時間地図のモデル化に挑む : 時間のヒダ,空間のシワを可視化する」杉浦康平
「建築家にとっての時間地図」白井宏昌
「デジタイズされた時間地図の再解釈と展開」hclab.+白井宏昌
「時間地図のかなたへ…」杉浦康平
収録作品データ
執筆者紹介

購入日:2015年2月10日
購入店:ジュンク堂書店 京都朝日会館店
購入理由:
 timelake展テキストの参考文献として購入。たまたまネットで見つけて、役に立つかもと思い買いに走る。杉浦康平の「時間地図」を初めて見たのがいつだったか憶えていないが、衝撃的にカッコよかった。時間と空間は対義語だが、両者が合わさった視覚化がすばらしい。


 2007年4月15日から始まった未読日記もようやく1000冊となりました。何気なく初めてまさか8年間も継続するとは思いませんでした。ちなみに、未読日記と言いつつ、後日UPが多く、日記の態をなしておらず申し訳ありません。また、購入・ご恵贈頂いたすべての本・雑誌をご紹介しているわけではないこともご了承ください。松岡正剛のように千夜千冊とはいきませんが、これからものんびり続けていければと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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