A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記551 「文化観光 「観光」のリマスタリング」

2011-09-12 23:06:03 | 書物
タイトル:文化観光 「観光」のリマスタリング
編集:美山良夫・池田幸弘・粂川麻里生・渡部葉子
表紙デザイン:垣本正哉
編集・発行:慶應義塾大学アート・センター
印刷・製本:株式会社精興社
発行日:2010年3月31日
定価:700円
内容:
B5変型 127頁、慶應義塾大学アート・センターBooklet 18

福澤諭吉は「国光発於美術」(国の光は美術に発する)と記した書幅を残した。中国の古典『周易』にある「観国之光、利用賓得于王」(国の光を観るは、王に賓たる利あり)に由来するとされ、この言葉はまた観光という語の源ともされている。この言葉が本来持っていた「光」、つまり優れた文化的な所産等を、「観」、すなわち見る、示すという意味合いで観光を再検討し、観光立国が唱えられる今こそ、観光のリマスタリングをおこなうことが必要ではないであろうか。(慶應義塾大学アート・センターウェブサイトより)

はじめに(美山良夫)
1 文化観光の軌跡(北川宗忠)
「文化観光」と文化施設マネジメントの近未来 (美山良夫)
2 英国人のグランドツアー――その起源と歴史的発展(小林麻衣子)
3 幕末江戸の、ひとり観光旅行――『江戸名所独案内』にみる、近世末期の江戸市中旅ガイド(内藤正人)
「日本八景」の選定――1920 年代の日本におけるメディア・イベントと観光(新田太郎)
4 目指せ観光大国!(星野佳路)
5 主要研究資料(下平わか奈・美山良夫 編)

購入日:2011年9月9日(金)
購入店:Calo Bookshop & Cafe
購入理由:
 たまたま物色してたら見つけた1冊。もっと早く知りたかったが、いま見つけても役立ちそうな予感。最後の主要研究資料リストが膨大にあって参考になる。




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