差異ということはあらゆる存在(働き・現象・認識・動き)の前提である。というよりも、差異こそ存在そのものであると言いたいのである。何かについての差異がなければ、どんな現象も起こらない。ある差異があって、その間にあるつながりが生まれると、ある現象が起こる。どんなに複雑多様に見える現象でも、差異のある単純な少数の要素の、差異のある種々のつながり、組合せによって起きている。
野口三千三『原初生命体としての人間 ― 野口体操の理論(岩波現代文庫)』岩波書店、2003年、22-23頁。
自分のなかにも外にも差異があり、差異があるから生れることがたくさんある。
野口三千三『原初生命体としての人間 ― 野口体操の理論(岩波現代文庫)』岩波書店、2003年、22-23頁。
自分のなかにも外にも差異があり、差異があるから生れることがたくさんある。