A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1133 『パサージュ論 第1巻』

2016-02-03 23:38:04 | 書物
タイトル:パサージュ論 (岩波現代文庫)
タイトル別名:Das Passagen-Werk
シリーズ名:岩波現代文庫, 学術 ; 101
著者:ヴァルター・ベンヤミン
訳者:今村仁司・三島憲一
発行:東京 : 岩波書店
発行日:2003.10第3刷(2003.6第1刷)
注記:「パサージュ論」I-V (岩波書店, 1993年9月-1995年8月刊) を新編集したもの
    原本の出版事項: Frankfurt am Main : Suhrkamp Verlag , 1983
内容:
パリにナチスが迫る間際まで書き綴られた膨大なメモ群はバタイユらに託され、かろうじて生き残った。一九世紀パリに現われたパサージュをはじめとする物質文化に目を凝らし、人間の欲望や夢、ユートピアへの可能性を考察したベンヤミンの畢生の労作。近現代社会分析の基本文献。断章番号順の構成で、待望の文庫版刊行開始。

「『パサージュ論』のテクスト成立過程の素描」三島憲一
凡例
概要
 パリ――十九世紀の首都〔ドイツ語草稿〕
 パリ――十九世紀の首都〔フランス語草稿〕
覚え書および資料
 A:パサージュ、流行品店、流行品店店員
 B:モード
 C:太古のパリ、カタコンベ、取り壊し、パリの没落
 D:倦怠、永遠回帰
 E:オースマン式都市改造、バリケードの闘い
 F:鉄骨建築
 G:博覧会、広告、グランヴィル
解説(今村仁司)

購入日:2016年2月3日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 ティルマンスの原稿執筆のための参考文献として購入。