A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1008 『柵瀬茉莉子』

2015-03-04 23:50:47 | 書物
タイトル:Mariko Sakurai
並列書名:柵瀬茉莉子
別書名:柵瀬茉莉子展
シリーズ名:BankART Bank under 35 ; 2012
発行:横浜 : BankART1929
発行日:2013.3
形態:1冊 : 挿図 ; 28cm
注記:展覧会カタログ
    会場・会期: 2013年3月22日-4月14日:BankArt StudioNYK / 3A Gallery
    タイトルは表紙による
    英文併記
    作家の略歴あり
    プロデュース: 森田彩子
内容:
「受け継がれるコト、モノ・見えない形」室井絵里
~ぬう~ The Act of Sewing
「柵瀬さんと漆・縄文・喜多方」川延安直
『夜の刺繍』
[テキスト]森田彩子

頂いた日:2015年3月3日
 アーティストよりご恵贈頂いた1冊。どうもありがとうございます。
timelake展テキスト執筆のため、事前に資料を見て魅かれたものの、実作は期待以上にすばらしい作品だった。ぬう行為の時間、素材となる木や葉などの植物の時間が縫い合わされることで「時間」が視覚化された美しい作品であった。日常のなんでもないものが美術作品になる錬金術的な発想と技術がすばらしい。
 余談だが、光ファイバーの光る糸を布に縫いつけた《夜の刺繍》の英語タイトルがNight Sewingと知り、フィッシュマンズのNight Cruisingを思い出した。