タイトル:モノ学・感覚価値論
編著者:鎌田東二
カバー・中扉作品:近藤弘
カバー・中扉撮影:山崎兼慈
造本設計:尾崎閑也
発行:京都 : 晃洋書房
発行日:2010.11
定価:2,900円+税
形態:x, 265p ; 22cm
内容:
まえがき
第一部……芸術部会
モノ派とモノ学――ものからモノへ
企画趣旨……近藤弘・大西宏志
開催趣旨説明……鎌田東二
基調講演 もの派――近代のアポリア……建畠晢
ディスカッションⅠ……稲賀繁美(モデレーター)、関根伸夫、小清水漸、山本豊津、イーデン・コーキル、近藤弘、大西宏志、建畠晢(以上、パネリスト)、鎌田東二
第二部……宗教部会
モノと琴とシャーマニズム――モノ学の宗教的次元の一事例として
企画趣旨……鎌田東二
基調講演1 日本神話における琴と言霊とシャーマニズム……鎌田東二
基調講演2 大本と八雲琴について……チャールズ・ロウ
基調講演3 大本教の宗教実践におけるシャーマニズムから芸術まで――変容していく世直し思想……ジャン=ピエール・ベルトン
基調講演4 アイルランド神話における竪琴とシャーマニズム……辺見葉子
指定討論1 韓国の琴とシャーマニズム……金時徳
指定討論2 ケルトの詩と日本の詩――シャーマニズムのなごり……スティーヴン・ヘンリー・ギル
指定討論3 大本教とモノとシャーマニズム……島薗進
ディスカッションⅡ……チャールズ・ロウ、ジャン=ピエール・ベルトン、辺見葉子、金時徳、スティーヴン・ヘンリー・ギル、島薗進、鎌田東二(司会)
第三部……科学部会
多層的な感覚価値モデル
企画趣旨……渡邊淳司
開催趣旨説明……鎌田東二
研究報告 多層的な感覚価値モデルの構築に向けて……渡邊淳司
基調講演1 自己認識の進化と感覚価値……明和政子
基調講演2 コミュニケーションと感覚価値……岡田美智男
基調講演3 情報文化と感覚価値……吉岡洋
指定討論 吉川佐紀子
ディスカッションⅢ……明和政子、岡田美智男、吉岡洋、吉川佐紀子、渡邊淳司、鎌田東二、原田憲一(司会)
あとがき……鎌田東二
購入日:2012年11月2日
購入店:ジュンク堂書店 京都BAL店
購入理由:
モノ学・感覚価値研究会での研究報告、ディスカッションをまとめた1冊。とても豪華な参加者陣がすごい。
以前に見かけて気になっていた1冊だが、購入した一番の理由は週末に開催するHANARARTのアーティストトークに参加される大西宏志さんについて知るため予習が目的である。とはいえ、関連文献をトーク2日前に読みこむというのも無茶な話である…。
だが、急に思いついたとはいえ、本書と出会ったのはあながち的外れでもない。自分がHANARARTでキュレーションした展示では、「モノ」が作品の一部といってもいい重要な要素だったからだ。そして、大西宏志さんもまたモノ学という「モノ」で繋がる。ならば、「モノ」繋がりで作品/作家を繋げることができるのではないか、などとつらつら考えている。
編著者:鎌田東二
カバー・中扉作品:近藤弘
カバー・中扉撮影:山崎兼慈
造本設計:尾崎閑也
発行:京都 : 晃洋書房
発行日:2010.11
定価:2,900円+税
形態:x, 265p ; 22cm
内容:
まえがき
第一部……芸術部会
モノ派とモノ学――ものからモノへ
企画趣旨……近藤弘・大西宏志
開催趣旨説明……鎌田東二
基調講演 もの派――近代のアポリア……建畠晢
ディスカッションⅠ……稲賀繁美(モデレーター)、関根伸夫、小清水漸、山本豊津、イーデン・コーキル、近藤弘、大西宏志、建畠晢(以上、パネリスト)、鎌田東二
第二部……宗教部会
モノと琴とシャーマニズム――モノ学の宗教的次元の一事例として
企画趣旨……鎌田東二
基調講演1 日本神話における琴と言霊とシャーマニズム……鎌田東二
基調講演2 大本と八雲琴について……チャールズ・ロウ
基調講演3 大本教の宗教実践におけるシャーマニズムから芸術まで――変容していく世直し思想……ジャン=ピエール・ベルトン
基調講演4 アイルランド神話における竪琴とシャーマニズム……辺見葉子
指定討論1 韓国の琴とシャーマニズム……金時徳
指定討論2 ケルトの詩と日本の詩――シャーマニズムのなごり……スティーヴン・ヘンリー・ギル
指定討論3 大本教とモノとシャーマニズム……島薗進
ディスカッションⅡ……チャールズ・ロウ、ジャン=ピエール・ベルトン、辺見葉子、金時徳、スティーヴン・ヘンリー・ギル、島薗進、鎌田東二(司会)
第三部……科学部会
多層的な感覚価値モデル
企画趣旨……渡邊淳司
開催趣旨説明……鎌田東二
研究報告 多層的な感覚価値モデルの構築に向けて……渡邊淳司
基調講演1 自己認識の進化と感覚価値……明和政子
基調講演2 コミュニケーションと感覚価値……岡田美智男
基調講演3 情報文化と感覚価値……吉岡洋
指定討論 吉川佐紀子
ディスカッションⅢ……明和政子、岡田美智男、吉岡洋、吉川佐紀子、渡邊淳司、鎌田東二、原田憲一(司会)
あとがき……鎌田東二
購入日:2012年11月2日
購入店:ジュンク堂書店 京都BAL店
購入理由:
モノ学・感覚価値研究会での研究報告、ディスカッションをまとめた1冊。とても豪華な参加者陣がすごい。
以前に見かけて気になっていた1冊だが、購入した一番の理由は週末に開催するHANARARTのアーティストトークに参加される大西宏志さんについて知るため予習が目的である。とはいえ、関連文献をトーク2日前に読みこむというのも無茶な話である…。
だが、急に思いついたとはいえ、本書と出会ったのはあながち的外れでもない。自分がHANARARTでキュレーションした展示では、「モノ」が作品の一部といってもいい重要な要素だったからだ。そして、大西宏志さんもまたモノ学という「モノ」で繋がる。ならば、「モノ」繋がりで作品/作家を繋げることができるのではないか、などとつらつら考えている。