A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記444 「gallerism 2010」

2010-10-16 23:42:56 | 書物
タイトル:gallerism 2010 画廊の視点
事務局:天野画廊
制作:片山和彦(GALLERY wks.
印刷:株式会社グラフィック
発行:gallerism2010実行委員会
発行日:2010年9月13日
内容:
大阪府立現代美術センターにて開催された<gallerism 2010 画廊の視点>(2010年9月13日~9月25日)の展覧会図録。

はじめに
ART SPACE 虹―堀尾貞治
天野画廊―城野愛子
楓ギャラリー―吉田重信
galeria CERO―もりたたけお
ギャラリーAO―中井浩史
galerie ou―ウエダリクオ
ギャラリー白―山本修司
Gallery H.O.T―四塚祐子
アートスポット ギャラリーマーヤ―渡邉敬介
GALLERY wks.―北村章
CUBIC GALLERY―秋山菜摘
信濃橋画廊―中村文治
番画廊―谷口晃一
event guide
map

頂いた日:2010年9月17日
頂いた場所:大阪府立現代美術センター
 会場受付で頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 今回で7回目となる「gallerism」は、京阪神の13の現代美術画廊によって組織・運営される企画展である。毎年、各画廊が1人ないし複数の作家を選出し、ブースごとに展示を行う。だが、アートフェアとは異なり、ギャラリストが会場にいることはない。作品販売ではなく展示に趣きを置いた企画展なのである。
 参加作家もベテランから中堅、若手まで幅広く、関西アートシーンの層の厚さも見えてくる好企画だ。毎年見ていくと、時代ごとの傾向も見えてくるだろう。残念なことに、会場となる大阪府立現代美術センターの事業廃止案が浮上しており、来年は会場が変更されるかもしれないが、ぜひとも継続して開催してほしいものだ。