A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記443 「里山と在る」

2010-10-13 23:42:54 | 書物
タイトル:アートプログラム青梅 2005「里山と在る」
編集:大橋紀生、山口啓介
撮影:山本糾、柳場大、星野敏、塩野麻里、山口啓介、原田晃
資料協力:橋本かがり、石橋貞子、久村卓、坂内洋行
印刷・製本:株式会社博進堂
発行:アートプログラム青梅実行委員会
発行日:2006年3月25日
内容:
<アートプログラム青梅2005「里山と在る」展>(2005年10月30日~11月23日)の展覧会図録。

「都市力より地域力」大橋紀生(エディター)
「アートプログラム青梅」原田丕(青梅アートプログラム実行委員会代表)
「乱気流の時季、3度の秋のほとりにて」鷹見明彦(美術評論家)
図版
旧都立繊維試験場:BOX「KI・O・KU」
 塩野麻理 a
 渋谷和良 b
 林田直子 c
 山口啓介 d
旧青梅織物工業協同組合織物工場:SAKURA FACTORY北ブース
 青木野枝 e
旧青梅織物工業協同組合 発券場:Gallery MAYU-GURA
 望月厚介 f
吉川英治記念館
 原田丕 g
シンポジウム「地域力の発見-Ⅱ」
アート種まきin青梅:多摩美術大学編1-17
         :明星大学編18-23
Art Program Ome 2005「里山と在る」 参加作家略歴
(本書目次より)

頂いた日:2010年9月13日
頂いた場所:Gallery Q
 東京・銀座のGallery Qにて開催された「望月厚介展」(2010年9月13日~9月18日)に行った際、作家の方より頂いた1冊。どうもありがとうございます。本書は2005年に望月氏も参加された「アートプログラム青梅2005:里山に在る」展の図録である。
 これまで私は「アートプログラム青梅」の活動は知っていたが、行ったことがないと思っていた。だが、本書に収録されていた「アート種まきin青梅 トークセッション「峯村敏明氏に聞く」」のページを見て、展示を見に行ったことを思い出した。そう、私もそのトークセッションを聞きにいったのだった。あまり展示を見過ぎていると、時々記憶がなくなる・・。
 だが、言い訳めくが、こうして忘れていても何かの出会いによって記憶が呼び起こされるのが美術なのかもしれない。何度も何度も思い起こす(させる)機会やきっかけをもつことで、作品や作家名は記憶に定着していく。まるで今展で展示されていたLED電光掲示板に流れる般若心経のように、意味がわからずとも反復するうちに、単語や概念を掴んでいくのと同じことかもしれない。