希望をもって一日を迎え、ありあまる事業に着手す。あえて有利の業というにあらず、しかれどもことごとくこれ有楽の業たるなり。なすべきの善事は積んで山をなし、探るべきの真理は湛えて海のごとし。これに触れ、これを汲みて、甘きこと蜜のごとし。善は善を呼び、美は美に応え、春野を彷徨いて百花を摘み取るがごとし。誰かいう、人生は苦痛なりと。神とともに歩むの一日はこれすでに幸福の一生涯ならずや。
(鈴木俊郎編『内村鑑三所感集 (岩波文庫 青 119-5)』岩波書店、1973年、p.307)
1日の朝を迎えるたび、苦痛の感情ばかり湧いてくる。
楽しかった夏休みはもう終わる。
(鈴木俊郎編『内村鑑三所感集 (岩波文庫 青 119-5)』岩波書店、1973年、p.307)
1日の朝を迎えるたび、苦痛の感情ばかり湧いてくる。
楽しかった夏休みはもう終わる。