A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記432 「建畠覚造――アトリエの時間」

2010-09-18 23:49:07 | 書物
タイトル:建畠覚造――アトリエの時間
編集・発行:世田谷美術館 石井幸彦・横山由季子
デザイン:papier colle
表紙:アトリエの建畠覚造[1938年頃]
展示風景及び作品撮影:上野則宏
発行日:2010年
内容:
東京・世田谷美術館にて開催された<ミュージアムコレクションⅠ 建畠覚造――アトリエの時間>展(2010年4月16日~9月5日)に際し、発行されたインタビュー小冊子。
A5判、15ページ

ごあいさつ
「建畠朔弥氏に聞く」聞き手:酒井忠康(世田谷美術館館長) 撮影・記録:石井幸彦(世田谷美術館主任学芸員)
作品図版
建畠覚造略年譜
出品リスト

頂いた日:2010年8月18日
頂いた場所:世田谷美術館
収蔵品展会場で「ご自由にお持ちください」と言われて頂いた1冊。
建畠覚造氏の作品は「ユーモアとウィットに富んだ表現」と言われるが、私にはなぜだか軟体的、可塑的な彫刻に感じられ、爬虫類を思い出して苦手である。
今展では大量の模型(マケット)やデッサンなどが出品されていたが、もう少し整理して展示されていると見やすい気がした。とはいえ、このような小冊子は作品や作家への理解を深めるのによい試みだと思う。