A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

TOUCHING WORD 002

2007-06-29 22:14:01 | ことば
「学生のころ、花の師匠がよういってた。花は花入にいけるのではあらしません、お部屋にいけるのですよ、って」

「近ごろの展示は照明がきれいで作品もよくみえるけれど、むかし梅津先生(引用者註:梅津次郎のこと)がこういってた。線はみえても絵がみえん、形はみえても姿がみえんということがある。暗くてもものはわかると。つまり美術品の眼目は、線や色や形だけではないということ。」

p.107 「speak low「美術は酔うもんやで」学芸員・武内範男の結論」『芸術新潮』2007年7月号 http://www.shinchosha.co.jp/geishin/