義民中川善兵衛の生家へと到る道を通った時に、T字路を右折する際に、左手に「子安観音」と記された白い案内標柱が目に留まった記憶があったので、佐渡なびの管理人さんが、「子安観音」の問題を知恵袋にアップした時は、「ああ、あそこだあ~」とピーンときた。訪問当日は生憎の雨模様だったが、何とか目的地に到着した。坂を登り切ると、そこは草が生い茂る寺の境内になっていて、義民中川善兵衛の墓が目に飛び込んできた。善兵衛の墓が生家近くの観音寺にある事は「佐渡の隠れた遺跡」と言う本を読んで知っていたので、「ここが観音寺かあ~」と思った。本堂入り口の扉は閉まっていて、さほど手入れはされていないようであった。この観音寺の右隣に子安観音堂があった。寺の脇には地蔵などが鎮座ましましていて、全体の雰囲気は非常によろしい!晴れた日なら、もう少しゆっくりと観察できたのだが、雨脚が強くなってきたので早々にこの場を離れた。