サミットとは「先進主要国首脳会議」のことである。1975年フランスのランブイエで初めて開催された。首相や大統領が参加する首脳会議、外相が参加する外相会議、蔵相が参加する蔵相会議などがある。その後毎年開催され、2000年は第26回目の会議だった。先進国の首脳が一同に会し、政治・経済などについて話し合う会議だ。現在の参加国はフランス・ドイツ・イタリア・イギリス・アメリカ・カナダ・日本・ロシアの計8ヶ国である。開催地は各国の持ち回りであり、2000年のサミットは7月に開催され、首脳会議が沖縄、閣僚会議が九州で行われたことから「九州・沖縄サミット」と呼ばれた。2000年のサミットは沖縄県開催ということで、米軍基地との関係から注目された。沖縄県には在日米軍基地の約75%が集まっている。この結果、沖縄県の約10%は基地で占められているため、各国の首脳に、直接に基地の現実を見てもらうチャンスだった。
筆者は、そのサミット会場となった万国津梁館、サンセットラウンジ、しんりょうかんカフェ、貴賓室などがある岬の北端へ行ってみた。サミット会場の前には門松が立てられており、サンセットラウンジの前には沖縄の守り神たるシーサーの像があった。シーサーは向かって右側に雄、左側に雌を配置するのがしきたりで、雄は口を開けている。これは幸福を呼び込むためであり、雌は、呼び込んだ福を逃さないように口を閉じているのだそうだ。
万国津梁館入口
案内マップ
真正面がサミット会場となった万国津梁館
サンセットラウンジ
前のシーサー像
雄シーサー
雌シーサー
雄シーサーの拡大写真
サミット会場
前の門松
門松越しに名護湾を見る
立派な門松
こういう写真は沖縄でなければ撮影できない
しんりょうかんカフェ
貴賓室
しんりょうかんカフェ
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