今年のゴールデンウイークの初日である2017年4月29日は、快晴に恵まれた。今年の黄金週間の東京は好天が続くとの予報であった。筆者は、高島屋にスマートを停めた後、新宿通りの二丁目にある隨園別館を訪ねてみた。午前11時の開店と同時にお店にお邪魔した。
先客は皆無で、筆者は入り口に近い席を指定され、そこに座った。そして、半炒飯、半サンラータンメン、半水餃子からなるセットメニューであるバリューランチ(750円)と言う、非常に体に悪い、貧乏人向けランチを注文してみた。半炒飯だけでゆうに一人前はあろうかと思われる分量である。豚の挽肉だけを器用に弾いて食べたが、二割ほどを残した。そして、ピリカラ味のサンラータンメンは、麺は食べたもののスープのほとんどを残した。水餃子は3個何とか食べたが、量が余りにも多いのには閉口した。1000円未満のランチなどは年に数回しか食べない筆者だが、つい、貧しかった学生時代に良く注文していたラーメンライスなる物を十数年ぶりに食べてしまった。懐古主義に浸るようになると進歩はなくなる。こんなさもしい昼飯はもうやめにしよう、そう思った筆者は、現金でお代を支払った後、初夏の新宿の街へと消えた。
これを注文した
半ラーメン
水餃子