佐渡の翼

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ホテルニュー桂の夕食     投稿者:佐渡の翼

2012年03月09日 03時33分22秒 | 佐渡のお宿評価

午後6時丁度に仲居さんがお料理をお部屋に運んできた。ようやくエアコンが7時頃から入り始め、快適になってきた。大きなお盆の上に全てのお料理を乗せて運んできた。先付は、烏賊の和え物、茹で海老、卵の何か、しただみ貝である。これと大根の酢の物で真野鶴の「湧水」を一杯やってみた。天ぷらは冷めかけていたのでピーマンと魚だけを食べて終了とし、お刺身に移った。寒ブリ、甘エビ、本ずわい蟹、サーモン、烏賊である。サーモンだけは冷凍解凍っぽかったが、他は鮮度が良く、美味なる味わい。煮物はひき肉を米で包んだ饅頭を煮た物だったが夜は肉を食べない主義なのでこれは食べずにそっくり残した。茶碗蒸しも一口だけで終了。更にずわい蟹は足裏も真っ赤だったので、安い紅ずわい蟹である事は一目瞭然。明日の相川やまきでも蟹は出てくるだろうから、今日は足を一本だけ食べて終了とした。鍋は野菜、きのこ、焼き豆腐、つみれであるが、つみれ以外の具だけで鍋を仕立てて食べ終えた。おダシは美味しかったので全て飲み干した。竹炭を練り込んだ炭蕎麦にドレッシングをかけた一品は絶妙な味加減で、これが一番美味しかったな。ライスは不要と伝えたが、釜飯と言う事だったので一口だけ食べてみた。長藻の味噌汁は飲み干したが、デザートの里いもプリンは全て残し、これにて本日の宴は終了した。お料理を下げてもらった後でお布団敷きの方が来られた。見るとフロントのおにいちゃんではないか。宿泊客の少ないこの時期、フロントマンが布団敷きまでやらされるのだ、徹底した経費節減を図らなければ生き残れない、それが斜陽の冬の佐渡観光を見事に象徴していた。観光客入り込み数がピーク時の約半分の60万人にまで落ち込んだ佐渡、完全に往年の輝きを失っていた。今の政治状況と同じで何かが変わらなければと言う思いは佐渡島内でも根強いらしく、昨年の県議選では立候補した新人が圧勝し、無投票当選の愚だけは避けられた。今年の市長選には新風が吹きこむのだろうか?



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