松山城(まつやまじょう)は、愛媛県松山市にあり、別名を金亀城(きんきじょう)、勝山城(かつやまじょう)と言う。各地の松山城と区別するため、伊予松山城とも呼ばれる。現在は、城跡の主要部分が公園として整備され、大天守(現存12天守の1つ)を含む21棟の現存建造物が国の重要文化財に、城郭遺構が国の史跡に指定されている。昭和初期の1933年に大天守を残して焼失した、連立式天守群の小天守以下5棟をはじめとする22棟(塀を含む)が木造で復元されている。2009年のミシュラン観光版日本編では二つ星に選定された。更にトリップアドバイザーのサイトの「行って良かった日本の名城100選」でも第二位に選ばれた。
要するに、松山城とは、国宝でもなければ、観光サイトやミシュランの格付けで第一位になった訳でもない城だ。さりとて人気が無い訳でもないと言う実に中途半端な城である。松山は四国最大の都市だが観光すべきものは、この松山城と道後温泉本館と坊ちゃん列車だけである。松山市には伊予鉄高島屋と三越の二つの百貨店があるが、繁華街はそれほどの賑わいではなく、典型的な田舎の地方都市である。洒落たお店などはほとんどなく、道行く人も田舎ファッションの人々ばかりである。松山には長崎や広島同様路面電車があり、これに乗れば、全ての観光スポットまで運んでくれるので移動にはタクシーは不要である。路面電車の中で見た若い女性のファッションもどこか垢抜けなくて、「やっぱり東京とは違うな」と言うのが偽らざる実感だった。
松山城へは徒歩で登ると30分かかると言われたので、登りはロープウエーを利用した。山頂までのロープウエーの所要時間は3分ほどである。帰りは県庁裏手の道を徒歩で下って降りた。この松山城、訪れたのは2015年の2月であったが、桜や紅葉の頃は綺麗だと思う。
ロープウエイ乗り場
松山城観覧及びロープウエイ往復券
下りのロープウエイが到着
山頂に到着した
松山城の
マスコットキャラクター「よしあき君」
お城の内部は土足厳禁
小天守閣に登ってみた
天守閣から見た松山市街
この森の下に愛媛県庁が隠れている
天守閣内部
甲冑姿ではしゃぐ女性観光客か?
愛媛県庁
伊予名産の蜜柑の木
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