とある夏の日、僕は佐和田にある蛇の目寿司佐和田店にお邪魔した。お店に入ると、カウンター席は地元のおじさん達で満員のご盛況。座敷には4人掛けのテーブル席が三つほどあった。一席は地元の電気会社に勤めるあんちゃん様二人組に占拠されていた。僕は、メニューを見ながら悩んだ。上握りを頼んで失敗したらかなわんからなあ~。ここは一つ、お好みで高級ネタを頼み確実に得点を稼いでおこうと心に決めた。「ご注文は?」の親方の声に、僕は「トロ、雲丹、海老(合計1600円)」をお願いしますと答えた。親方は「トロはメジマグロの腹の部分になりますがよろしいですか?」と聞いてきたので、「はい、けっこうです」と答えておいた。僕はカウンター席に背を向ける格好で正座してお寿司の出来上がりを待った。一ネタ2貫づつ出てくるので合計6個の寿司を握るわけだ、そんなに時間はかかるまいと思った。ところが、けっこう時間がかかっている。時折、握る前に、両手を打つ、ポーンという音が響いてくる。多分、手のひらに酢を塗るための動作だと思ったが、銀座の一流寿司屋ではまず聞かない音だ。僕の行きつけの下町の二流寿司屋ではこの癖のある寿司職人が大勢いた。しかしだからと言って、蛇の目寿司さんが二流だというわけでは決してない。それどころか、蛇の目寿司は一流寿司屋だ。
ようやくお寿司が出来上がった。メジマグロは、しゃりが小ぶりなのにネタが大きすぎる。まるでしゃりにかぶさるようなネタの握り方で、所謂女郎握りだ。しかし、一口味見をしてみたら、ネタの鮮度は抜群で超美味だし、しゃりも人肌で温かいではないか。甘エビとウニも同様で美味しい!ネタは★★★、しゃりも★★★クラス、となれば総合評価は当然★★★と思うだろうが、僕の最終評価は★★だ。理由は、ネタとしゃりとの一体感がいま一つかなと感じたからだ。そうは言っても実に美味しいお寿司だった。佐和田のスナック街で飲んだ後の締めの食事にお寿司をと思ったら、迷わずこのお店へ直行しよう。そしてこのお店、ラブジャンキーズにも近いので、ホステスさんとの同伴出勤(そういう制度があるのかどうか定かではないが)前の夕食を楽しむお店としても活用できそうだな。また行こうと思った。
ようやくお寿司が出来上がった。メジマグロは、しゃりが小ぶりなのにネタが大きすぎる。まるでしゃりにかぶさるようなネタの握り方で、所謂女郎握りだ。しかし、一口味見をしてみたら、ネタの鮮度は抜群で超美味だし、しゃりも人肌で温かいではないか。甘エビとウニも同様で美味しい!ネタは★★★、しゃりも★★★クラス、となれば総合評価は当然★★★と思うだろうが、僕の最終評価は★★だ。理由は、ネタとしゃりとの一体感がいま一つかなと感じたからだ。そうは言っても実に美味しいお寿司だった。佐和田のスナック街で飲んだ後の締めの食事にお寿司をと思ったら、迷わずこのお店へ直行しよう。そしてこのお店、ラブジャンキーズにも近いので、ホステスさんとの同伴出勤(そういう制度があるのかどうか定かではないが)前の夕食を楽しむお店としても活用できそうだな。また行こうと思った。
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