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佐渡の翼

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日本料理屋「佳香(かこう)」(ハイアットリージェンシーホテル東京)   投稿者:佐渡の翼

2010年04月25日 06時00分34秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
筆者の正月三が日のお昼は、1日が吉兆のおせち料理、2日はパークハイアット東京かハイアットリージェンシーホテル東京のいずれか、3日は帝国ホテルのレストランと大体決まっている。今年の1月2日には、東京都庁の隣に聳え立つハイアットリージェンシーホテル東京の日本料理レストラン「佳香」を訪ねてみた。午前11時半頃にお店に到着した。隣の「オンボラート」というビュッフェタイプのレストランには行列ができていたが、この日本料理屋は静かだった。一人客である事を告げると、ウエイター氏は一番奥まった席へと案内してくれた。店内には「予約席」と書かれた案内札が置かれたテーブル席が幾つかあり、先客は皆無だった。やがて遅れて一人のおじさん客がやってきただけ。筆者は「新春ランチ(6050円)」というのを注文した。

まず、先付けとして春菊の白和えが運ばれてきた。うん、いいお味だ。それを食べ終えたら、三段重ねのお重が運ばれてきた。一の重はおせち料理の残り物だが、百貨店が供するような、大量生産で酸化防止剤が混入したようなおせちとは違い、そこはそれ料亭風のきちんとしたおせちであった。二の重は初春らしく鰆の焼き物。これは実に美味しかった!三の重は、海老、魚、茄子、ピーマンの天麩羅だったが、これらはそっくり食べずに残した。別に口に合わないわけではなく、ただ量が多くて食べきれないだけなのだ。やがて、海老しんじょのお椀、野菜の煮物、お造り(鯛、中トロ、鮪の赤味)、食事としての鯛飯、漬物が一度にどさどさと運ばれてきた。けっこうな分量であるがいずれも大変美味しかった。仲居さんは「鯛飯はお代わりができます」と言ったが、筆者は一膳だけで充分であった。お正月らしく家族連れ客が多いようで、別室からは「パパあ~、生ビール?」などという可愛い女児の声が漏れてきた。おせちの連続で胃もたれしてきた頃に食べに行くのに丁度よい日本料理屋だった。




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