佐渡の翼

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埼玉の小江戸「川越」(埼玉県川越市)    投稿者:佐渡の翼

2014年07月30日 04時53分58秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

久し振りの梅雨の晴れ間となった6月15日、筆者は午前4時に車で自宅を出た。目的地は、埼玉の小江戸とも称される蔵造りの街並みで有名な川越である。川越市は、埼玉県内では埼玉市、川口市に次ぐ第三の人口を擁する中核都市だ。川越には東武東上線とJR埼京線が川越駅に乗り入れており、西武新宿線が本川越駅に乗り入れている。いずれの路線を利用しても首都圏から1時間ほどで到達可能な手軽に行ける観光地が川越である。車なら関越道経由で川越ICで降りればいいのでもっと速く行ける。筆者は自宅から川越プリンスホテルの駐車場まで行くのにわずかに45分を要しただけだった。

川越の主要観光名所は、大正浪漫館通り、蔵造りの街並み、時の鐘、川越城本丸御殿の4箇所であり、それらを巡れば必要にしてかつ充分な観光行為となる。見どころが狭い範囲にコンパクトに集中して纏まっているので、短時間での名所巡りが可能だ。川越観光に電車で行く場合は、西武新宿線で終点の本川越駅まで行き、そこを起点にして名所を回るのが最も効率がいい。駅前の中央通りを北上し、連雀町の交差点を右折し左折するとそこが大正浪漫館通りで、道の両側には大正期の建築物が並んでいる。早朝の午前5時頃に訪ねたのでどこもシャッターが降りたままだったが、それなりにレトロで風情のある街並みであった。この大正浪漫館通りの終末付近に石造りの川越商工会議所があった。ここを左折し、 更に右折するとそこが仲町で、この通りの両側に重厚な蔵造りの街並みが続いている。この蔵造りの家々が並ぶ通りは、会津の喜多方に次ぐ人気を誇る街並みで、すっかり観光名所と化している。昼間ならば観光客で賑わう街並みだが、早朝とあってか、道行く人々は朝が早い老人だけであった。

この通りの中間点付近に町のシンボルとでも言うべき「時の鐘」がある。今でも、午前6時、午後12時、3時、6時になるとここから「ボーン」と言う鐘の音が流れて来る。「時の鐘」の高さは奈良の大仏と同じ高さにしてあるそうで、佐渡相川の時鐘楼に比べると背丈が高く細長いのが特徴だ。「時の鐘」の真下に行き、そこから上を覗いて見たら、人が登れないようにと階段が板で塞がれていたので、時の鐘を鳴らすのは機械(ぜんまい)仕掛けで前後に移動する丸太である。筆者の訪問時は丁度午前6時頃だったので、この鐘の音を聞けたし、鐘を鳴らすからくりも分かった。鐘の音は4回ほど鳴ったように記憶している。中町の終点は「札の辻」と言う交差点で、ここを右折し、左に川越市役所を左に見ながら東へと進むと右手に川越城の本丸御殿が見えて来る。壮大な門構えの御殿だが、城跡しか残されておらず、石垣や天守閣などは存在しない。ここを見終えたら川越観光はほぼ終了と言っていい。その他に喜多院などが残されているが、神社仏閣に興味がなければ観光せずともスルーして頂いてけっこうである。ただ、子育て御利益のある蓮馨寺(れんけいじ)だけは訪ねておいた方がいい。拝殿前にある赤銅色の仏像(おびんづる様)の頭を触ってなでると病気がすぐ治るそうである。

2時間ほどで川越観光を終えた筆者は朝食を食べるために川越プリンスホテル9階にあるレストラン「エトワール」へ向かった。和洋のバイキング形式で、品ぞろえはどれもしょぼいものばかりであったが、1800円では致し方なかろう。朝食を食べ終えてもまだ7時半を回った頃だったが筆者は駐車場を出た後、関越道に入り新宿高島屋へと向かった。


西武新宿線の本川越駅前

交差点にある案内表示

連雀町交差点を右折して左折すると

そこが大正浪漫館通り

お店はご覧のような

石造りばかり

小江戸の文字が見える

大正浪漫館通りの終点

ここの右手にあるのが川越商工会議所

仲町に至る

亀屋さん

銀行かな?と思ったが歯科医院だった

何故か能面

埼玉リソナ銀行川越支店は石造り

この重厚な蔵造り!

陶器屋さんのようだ

掛け軸と額縁の「フカゼン」さん

やがて右手に「時の鐘」が見えて来る

時の鐘の真下

その隣にある芋恋で有名な右門さん

時の鐘へは登れないようになっている

銀巴里はヘアーサロンだった

芋は川越名産

こちらはテレビでお馴染みの釜飯屋さんで、釜めしの中には芋が入っているそうだ

毎年秋に開催される川越の夜祭は有名!

札の辻の交差点から見た蔵造の街並み

川越市役所を左に見ながら東へと向かうと

右手に

見えて来るのが

川越城本丸御殿跡

どっしりとした門構えだ

これは

重要文化財の大澤家住宅だが、」現在では民芸品店になっている

かと思うと、こんなお洒落なイタリアンカフェもある

時の鐘を打つ丸太

鐘がボーンと鳴った瞬間

蓮馨寺(れんけいじ)

おびんづる様

その頭をなでると、病気がすぐ治るそうだ

川越プリンスホテル

での朝食バフェ




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