佐渡の翼

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佐渡相川祭り(2014年:平成26年度)ドキュメントその2

2015年02月06日 04時39分10秒 | 佐渡相川祭り

柴町での豆撒きを見終えて時計を見たら午前10時20分だった。天狗さんが馬に乗ってお祓いをしながら街を練り歩く、所謂「猿田彦の尊」が善知鳥神社を出るのが午前10時30分の予定と聞いていたので、筆者は大急ぎで善知鳥神社へ向った。猿田彦は天孫降臨の際に道案内をしたという説から、道の神、旅人の神とされるようになり、道祖神と同一視された。そのため全国各地で塞の神・道祖神が「猿田彦神」として祀られている。つまり天狗は猿田彦のお使いと言う訳なのだろう。この馬乗り天狗は昔は紙屋町と炭屋町が出していたが、現在は善知鳥神社が出している。午前10時32分に神社に到着したが、神社内にはお神輿とおじさん達が数名いただけ。何だかおかしいと思い、おじさんに「天狗と馬はもう出ましたでしょうか」と問うと「30分前に出たっちゃ」とのお返事。すかさず筆者は「神社に戻るのは何時頃でしょうか?」と問い返したら、「午後12時頃には戻ると思う」とのお返事であった。ところが実際の帰社時刻は午後1時10分であり、相川祭りに於いては(相川に限らずどこでもそうだろうが)、祭りの進行状況は出たとこ勝負で、その日の天候や観衆の規模、道路の交通事情などで予定はくるくる変わる。従って、予定時刻よりも早目に目的の場所に到着しないと撮影のタイミングを逃すし、いい撮影場所もキープできなくなる。善知鳥神社での祭りの行事開始予定時刻は午後2時との事で、確かに獅子組の獅子踊りは午後2時丁度に始まった。だが祭りの前哨戦は既に午後1時02分には始まっていたのだ。

筆者は、あまりの予想外の暑さのため、着用していたベストをホテルに預けるために一旦ホテル大佐渡へ戻った。そして再び相川の街へ行き、まずは腹ごしらえとばかりに、タクシーのおじさんが美味しいよと勧めてくれた初寿司さんを訪ねてみた。だが、「生憎今日は祭り関係者の食事を作るために一般客の利用は出来ません」とのお返事だった。止む無く、西警察署前にあるスパゲッテイー屋の「つるや」さんにお邪魔した。午前11時57分にお店に入り、「海老スパ(700円)」を単品で注文した。このお店には、パスタ単品(海老、肉、ミートの三種がある)、パスタ&ライス、パスタ&ライス&カレーの組み合わせのメニューラインナップがあり、腹を空かせた子供連れや祭りのために帰省した若者達で賑わっていた。海老スパとは、要するに喫茶店で良く出されるナポリタンスパの事で、ケチャップをふんだんに使っている。具剤は、茹でた小さな芝海老、玉ねぎ、ピーマンの三種で、非常に美味しかったものの、繊細な高級イタリアンのトマトソース味のパスタに慣れ切っている筆者の舌にはちと重すぎる味わいだった。

まだ、街は祭りと言う雰囲気ではない

神輿を縦方向から見るとこんな感じ

提灯行列を先導する提灯櫓

善知鳥神社総代のおじさん達

拝殿前

拝殿内では神事が執り行われていた

巫女さん達も準備完了

昨年のお神輿と神輿の上に装着する鳳凰

神輿越しに撮ったおじさん達

この注連縄が切られると神輿が出て行く

ご奉納下さった方々のお名前

元気な獅子組のお兄ちゃん達

初寿司さん

祭り提灯

「つるや」さん

メニュー

ウインナーソーセージが一皿300円

何故かいまだにロンドンオリンピックのイラストが飾られていた

店内の様子

海老パスタ





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