今回の高知日帰り旅行は観光が目的ではない。ANAマイレージクラブでは、マイルとは別に、プレミアムポイントを設定している。プレミアムポイントとは、ANAプレミアムメンバーの認定を目的として、毎年1月~12月の12カ月間(暦年)にマイルとは別に登録しているポイントを意味する。プレミアムポイントの算定方法についてはこのサイトをご覧いただきたい。筆者の昨年10月25日現在のプレミアムポイントは26,690であり、あと3,310ポイントを獲得すれば目出度くブロンズメンバーの資格が得られる。ブロンズメンバーの資格を得ると、国際線のビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレードを優先的に取り扱ってもらえる。平会員ならば空席待ちにされ続けアップグレードなどは到底不可能なので、ブロンズメンバー以上のプレミアムステータスを得る事はファーストクラスへ確実にアップグレードさせるために不可欠な条件である。羽田・高知間をプレミアムクラスの正規運賃で往復すれば、費用は82,180円かかるが4334ポイントが得られるので、ブロンズメンバーの資格が得られる。たったの8万強を支払うだけで往復の正規運賃が250万円もする夢のファーストクラスにアップグレード出来るのだから安いものである。ところが、これが計算間違いである事が帰京後に判明し、翌日のマイル修行に繋がったのは既にお伝えした通りである。実際の獲得ポイント数は3158であった。
前置きが長くなったがそういう訳で、筆者は10月26日午前9時半過ぎに羽田空港に到着した。搭乗予定の高知行きの便は、11時25分発のANA563便である。ANAラウンジで1時間ほどを過ごした後、73番ゲートに向かった。11時05分から事前改札サービスが始まり、続いて優先搭乗の開始である。グラウンドスタッフのおねーさんがマイクに手をかけ、優先搭乗ご案内のアナウンスをし始めると同時に、ややフライング気味にカードリーダーにANAカードをタッチしてゲートを通過し、フランクフルト空港のベルリン行きの飛行機で先を越されたリベンジを果たした。今日のプレミアムクラスの予約客は筆者を含め3人だけだったので追撃客はいないはずだった。だが、経済席の客で速足の客がいるらしく猛追してくる気配を感じたため、心持ち速足で先を急いだ。そしてCPのおばさんを撮影した後、1K席に座った。間もなく担当のCAさんがご挨拶にやって来たので、KUMARIAIRの通販で購入したFlight log book(522円)を提示し記入をお願いした。これがあれば、いちいち離着陸時の時刻や飛行時間などをメモしておく必要がないし、各CAさんの個性溢れるメッセージを読む楽しみもある。ANA563便のプレミアムクラスは定員10名で、直前のウエブチェックでは予約客は3名だったが、実際に搭乗してみたら6名に増えていた。経済席からプレミアムへのupgradeは、搭乗当日に空席があれば8250円を支払えば可能であり、増えた3名はそうした手段でプレミアムクラス席を手に入れたのかもしれない。
猶、トップ画像はかなり小さくトリミングしたため画質が粗いがご容赦頂きたい。
いつもの羽田空港B保安検査場
高知便が定刻に出発予定であることを確認
プレミアムチェックイン
で保安検査を受けた後ラウンジへ行った
旅行のお供をするプラダのバッグ
いつものようにオレンジジュース一杯
よく見たらテーブルの下にパソコン用の電源プラグがあった
伊勢丹羽田ストアが出発エリア内のこんな所にあった
100円コインパソコンデスク
ここを右へ曲がると73番ゲートに到達する
搭乗予定のB767-300
73番ゲートはだだっぴろい
その真向いには立ち食い寿司屋があった
高知へ帰るらしき修学旅行を終えた女子高生集団
優先搭乗のアナウンスと同時にゲートを通過し
搭乗口へ向かった
CPさんがにこやかにお出迎え
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