書いていて楽しいブログネタとは、祭りと海外旅行記である。この二つを交互に出しているので、2月から6月にかけては面白いブログネタが途切れる事がない。元気のいい「動」の獅子舞が終了すると、次は下戸下り羽会による太鼓・鼓・笛の「静」の神事である。「下り羽」とは、能楽に使われるお囃子の一つの名称で、特に天女が現れるときなどに演奏されることが多い。天女の羽が天から地上に下がって来る時に謡われる能楽と言う意味であろう。
10月18日は宵の夜で、午後6時に門前から上町に向かい、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛を祈りつつ、笛・鼓・小太鼓で一軒一軒を回り、午後10時頃に帰る。10月19日の本祭りでは午前7時に出発し午後2時に善知鳥神社でお祓いを受けてから神輿に行事を行い、神輿の後に付いて鹿伏へ向かう。 下り羽の大事な行事の一つに、午後8時半頃柴町お旅所から神輿御帰りの先導がある。筆者は夜の下り羽を見そびれたが、佐渡島民に於かれては今年の相川祭りでは是非とも神輿の先導役となる夜の下り羽の演舞をお見逃しなくと申し上げたい。
神輿の前での下り羽の演舞が始まった
小太鼓・鼓・笛を演奏するのは主に小中学生だ
背丈の低い子を一番前に据えるので全体がV字型になる
鼓を打つ男の子のこの緊張した表情が印象的
下り羽保存会全員の姿を写真に納めた
この真剣な表情!
鼓に手がかかった!
縦アングルで
笛も縦アングルで。演奏が終了した頃かな
ほぼ終焉
大役を果たし終えたと言う感じの安堵顔と満足げな顔
提灯行列の面々も揃った
さあ~、次はいよいよ大工町の太鼓と豆撒きである
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