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5月3日、筆者は両津原黒の諏訪神社での天領薪能を見終えた後相川へと向かい、相川京町通りの夜景を撮影した後、ホテルみさきへ戻った。時刻は午後10時を回っていたように記憶している。既にホテルの入り口扉は閉まっており、鍵が掛けられていた。チェックイン後に出かける際にフロントへ声をかけ、「ホテルへ戻るのが午後10時過ぎになる事」を伝えておくべきだったと後悔すると同時にしまったと思った。携帯電話を所持していなかったためホテルへ連絡する手段が無かったからだ。だが、非常に運のいい事に、湯上りの火照った体を休めるために、ロビーのソファーに腰掛けていたおばさんを見つけたので、筆者は、扉を開けてくれるよう目で頼んだ、するとおばさんは、扉の下方にあるロックをはずして扉を開けようとしたが、わずかな隙間が開いただけで不首尾に終わった。おばさんはフロントに助けを呼びに行き呼び鈴を鳴らしたものの、当直担当者は見回りにでも出かけたのか、全く反応が無かった。その時筆者は、おばさんが扉のロックの片方だけをはずしただけなのに気付き、両方のロックをはずすよう目で合図してみた。おばさんが左右のロックをはずしてみたらようやく扉が開いて事なきを得たが、彼女がいなければ危うく締め出しを食らうところであった。
お部屋は昨年同様二階の201号室を割り振ってくれていた。相川のセーブオンで購入したつまみで缶酎ハイを飲みながら手早くそしていつもよりも遅い夕食を済ませた。シャワーを浴びようとバスルームに入ったら、扉が故障しており完全に閉まりきらないのに気付いた。扉が閉まらなくとも別条はないが、ボデイソープはあったものの、肝心のシャンプーが無かったのには困った。夜遅くフロントの人を呼び出してシャンプーを持ってきてもらうのも気が引けたので、ボデイソープで仮洗髪を済ませておき、翌朝に改めて大浴場で洗髪し直す羽目になった。夜遅くホテルに戻るとろくな事がないので、来年は夜景撮影に出かける前に浴室の備品点検をしておこうと心に決めた。
その夜はぐっすりと静かに就寝できた。明けて翌朝は鶯の鳴き声で目が覚めた。朝食はロビー階に用意されており、昨年と全く同じメニューであった。宿泊者は昨年よりもやや多いように感じられた。美味しく朝食を頂いた後、筆者は御代の10800円を支払い、相川の街へと車を走らせた。
食堂から見た日本海
宿泊客は
去年より多かった