こちら黒金町の4階です。

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竹本文庫

2011-06-16 | Weblog

静岡ろうきんO部長と意見交換している中で「静岡県労働運動史」「静岡県労働運動史 資料・上  資料・下」の書籍が話題になりどこかに保管されていないか・・・・・思いついたのが表題の「竹本文庫」でした。

   

先日久し振り(15年くらいかな?)にO部長共々竹本文庫のある「西門町の情報センタービル5F」を訪ねてみました。 この「竹本文庫」は正式には「静岡県労働金庫歴史 資料室  竹本文庫」といいます。 静岡県労働金庫の礎に大きく貢献された「元 専務理事 竹本 正春 氏」が退任に際して現職中に精読された多数の書籍を寄贈されて1987年に設立がされました。

竹本氏が寄贈された書籍だけでなく「静岡県労働金庫」の設立以来の歴史が資料と一緒に展示されていて私にはとても懐かしかったです。 特に融資が伸びずにあれこれと考えた末に生まれた「オートローン640」のチラシには直接に関わっただけに感慨ひとしおでした。 会計機から本格的なコンピューターが導入されて「オフラインシステム」がスタートした当時も非常に懐かしく思い出されました。  これから静岡ろうきんの中核を成していく方々、新人の皆さんには必見の所ですね。

さてさて本題ですが流石に竹本さん、お目当ての書籍はしっかりと保管されていました。  あれこれとページを捲りながら話しは盛り上がりましたが何せ膨大な資料でもあります。 ゆっくりと書籍に目を通した後で改めての意見交換を約して竹本文庫をあとにしました。 この竹本文庫を訪れてもう一つの大きな発見がありました。

それは「静岡県労福協設立の議案書」です。 県労福協の事務所で書棚整理の機会などで探してはいたのですが中々と見つからないものの一つでした。 その議案書には「第3号議案 運動方針設定の件」と題して「昭和39年度 労働者福祉運動の基本的方針」が記載されています。 この内容については後日の機会に改めてこのブログで紹介しますので楽しみにしていてください。(K)

 

▼おまけの写真は、麦畑。 休耕田の麦が収穫期を迎えています。(Chu)

▼彩を加えたいので、我が家のアジサイを入れました。