6月16日の夕刻から20日早朝まで、岩手県へ災害ボランティアに参加してきました。
今日はその報告を簡単にしたいと思います。
この災害ボランティアは県ボランティア協会が行っている支援活動で連合静岡・県労福協から毎回5名ほどが参加しており、私たちは第11次隊です。
11時間バスに揺られ着いた先は「まごころ寮」(拠点)です。その足で遠野市総合福祉センターに立ち寄り、心構えや注意事項の説明と仕事の割り振りが行われます。私たちは、17・18日は陸前高田市、19日は大槌町での作業でした。
陸前高田での作業は、流されてしまった民家のがれき撤去、床板をはがし泥などの撤去、ガラス破片の回収などでした。大槌町ではサケの遡上する川の清掃で瓦礫の回収や草刈りなどです。
18日はちょうど100日法要の日と重なり、喪服姿の人たちも目にしました。まだ遺体が見つからない家族も多くいます。また夜8時過ぎには大きな余震もありました。
感想は?と聞かれれば、「行って良かった」と思います。自己満足ですが、わずかですがお役にたてかな?と言う点と、現地の様子を自分の五感で確かめられたことは貴重な経験だったことです。
まだまだ支援は必要ですし、次々に新たな問題は発生しているようです。
私も、できることを続けたいと思います。(Chu)
▼ おまけの写真は、「まごころ寮」近くの風景です。美しい民話の里です。
▼遠野の季節は静岡より1か月ほど遅いようです。花や新緑がきれいです。