こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

1.17

2011-01-17 | Weblog
今日は、1.17
あの阪神淡路大震災から16年がたちました。

毎年、正月気分が抜けた頃、この日がやってきます。
思い出すのは、テレビで見た災害現場のすさまじさ、火災の怖さ・・・
亡くなった人、家族や友人を亡くした人、心や体に大きな傷を負ってしまった人
家や財産、思い出の品を失ったりした人の余りの多いこと・・・

そんな時、力になったのはご近所同士の助け合い
復旧時には全国のボランティアや救援支援物資などなどでした

もう一つは、必ず起きるといわれる東海地震への備えの大切さです。
家具の転倒防止や避難場所の確認、水と食料の確保などです。
さらには、心構えや共済・保険の備えも大切です。
今日の朝、全労済の役職員が本日JR静岡駅頭で火災共済・自然災害共済のチラシを配布していたと言うことを聞きました。

改めて我が家の備えを点検しようと思います。(Chu)



写真は、昨日の雪景色です。金曜の夜に降った雪で菊川の朝ははうっすらと雪化粧。
寒い朝でしたが、コンパクトカメラを持って、一回りしてきました。



今日も風が冷たく、駅まで歩く間に、久しぶりに耳が痛くなりました。




クレ・サラ被害をなくす県民会議

2011-01-14 | Weblog
静岡県労福協・連合静岡・静岡県弁護士会・静岡県司法書士会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部・静岡県生協連にライフサポートセンターしずおかを加えた8団体による2010年度第4回の会議が1/13於:静岡労政会館で開催されました。

会議では、「武富士の動向」「ヤミ金被害」「高齢者の詐欺被害」や「消費者行政への提言」などを主なテーマとして、各団体から活動報告を受けました。

① 「武富士問題」では無料相談を継続して実施しているが相談者は少ない。
② 「改正貸金業法」に対する関係でも昨年の9月~10月は相談件数が微増したが全体的にはこれも相談者は少ない。
③ 「ヤミ金被害」の相談もなくなった。口座凍結などが有効手段として抑止力になっている。
④ 消費者行政への提言では「活性化基金」を活用した「啓発活動」に対して藤枝・焼津・沼津等の自冶体から問い合わせがあった。南伊豆町でも「啓発誌の全戸配布」の取り組みが進んでいる。
⑤ 消費者問題ネットワークが実施している「相談員の養成講座」はキャンセル待ちがでる程盛況で関心の高さが伺える。
⑥ 個人破産申立件数も前年比4.0%減で2003年度をピークに6年連続して減少している。・・・・・等々が主な報告事項でした。

さて、ここからは皆さんも一緒に考えてください。
・確かに各団体の努力、永年の運動の積み重ねにより相談件数や自己破産などの「数字」は減少しています。
・しかし、一方では「減少しない自殺者数」「増加の一途・生活保護受給者」「孤独死の増加」「格差の拡大・貧困率の増加」等の「社会制度に関する諸問題」は深刻度を増しています。
・これらの問題が社会的にあまり「顕在化」せずに「潜在化」しながら増加傾向にあることは大きな問題として捉えていく必要が有る事は言うまでも無い事です。
・加えてこれらの問題の中心にいるのが高齢者等々の社会的弱者で有る事が対応の難しさ、深刻度の増加になっています。

(財)静岡県労働者福祉基金協会は「静岡県内のソーシャル・セーフティネットに関する調査研究」を進めています。この研究の先に私達が取り組むべく「方向性が示唆」されると思います。
私達がもっている「ネットワーク」、そこから生まれる様々な活動資源が土台になってどの様な取り組みが出来るのか?

「静岡モデルの構築」をする位の高い志で「クレ・サラ被害をなくす県民会議」も取り組みを展開したいものです。(K)



おまけの写真はレタス。この時期の田んぼには小さなビニールハウス(地元ではトンネルと呼んでいます)をアチコチで見かけます。規模が小さいものから3反ほどの大きなものまで色々。トンネルの中には、レタスも多く見られます。(Chu)



最近は、農業を経営する会社が、農地を大規模に借りて耕作するケースが多く見られます。この時期、若い人たちが数人でレタスを収穫し、中型トラックで運んでゆきます。行き先はスーパーやレストランです。







一年の計は元旦にあり

2011-01-13 | Weblog
「一年の計は元旦にあり」、辞書で調べると、何事も最初の計画や準備が大事の意。

一日の計は朝にあり。
一年の計は元旦にあり。
十年の計は樹を植えるにあり。
百年の計は子を教えるにあり。

京都、善峯寺副住職 掃部光昭氏によれば、この四句の二行目の句「一年の計は元旦にあり」の言わんとする究極は人間の一生の大事は「子を教うること冬きる」ということだそうです。
教えるの「教」の字は、親兄弟や友達、目上の方々、その他のすべてに「仕える心」「導く心」を教えるということで、心尽くしと思いやりの「心」とやさしさを教え育てるということだそうです。

親は、誰しも身を削る思いで我が子を育てます。無償の愛です。その「愛」は連綿として一度もとぎれることなく注がれて、今の私たちの心と肉体を形作ってきました。
今度は、現在の私たちがその「愛」を次の世代へ、そして千年、万年先も。「百年の計は子を教えるにあり」に繋がるわけですね。

昨今の世の中を見ていると、親が子を、子が親を平気で殺す。むしゃくしゃするからと誰かれとなく殺しにかかる。何か伝えるべき「愛」の伝え方が間違ってはいないでしょうか。(N)




おまけの写真は、菊川市中央公園からの夕焼け。色の組み合わせが、ドイツ国旗を逆さにしたように撮れました。(Chu)



夕暮れ時の散歩道では、夕陽の中で紅葉したセイタカアワダチソウがきれいでした。




一人は万人の為に 万人は一人の為に

2011-01-12 | Weblog
2月には、毎年行われる福祉基金協会(ALWF)の地域セミナーが県下3ヶ所で開催されます。

このセミナーには、県内労働組合の若手役員さんが各会場150名程度参加いただき、
労働者福祉運動の歴史・労福協・ろうきん・全労済の活動などを終日ミッチリ学習していただきます。

昨年は「労福協について」を私が始めて担当しました。今年は、昨年の反省を踏まえ、資料(パワーポイント)を全面的に修正することにし、新年明けから取り掛かり本日完成させました。

その作業の中で、改めて「一人は万人の為に、万人は一人の為に」という、協同組合精神を象徴するスローガンを読み返したところです。

先人が、「人は一人では非常に弱い、でも助け合い仲間の為に力を合わせれば、出来ることは沢山ある」と教えてくれました。今回のセミナーでは、次世代のリーダー達に少しでも先人の想いを伝えたいと思います。(Chu)



先週、蝋梅をサイクリングコースで見かけました。まだ、2部咲き位でしたが、黄色が目に着き、急停車して写真を撮りました。





地元・菊川の応声教院参道には、道祖神(夫婦地蔵)が並んでいます。仲良い夫婦でしょか?うらやましくもあります。? 他にものんべい地蔵や100円の蛙が私的には有名です。この蛙を財布に入れておくと、使ったお金が返る!? そこで買って帰ろうと寄ったのですが売り切れでした。今年は買いすぎに注意です。




業界紙から・・・金融界の課題

2011-01-11 | Weblog
県労福協の新春トップイベント「ALWFトップセミナー&新春賀詞交歓会」が1/7(金) 於:静岡市 ホテルセンチュリー で県下各地から数多くの参加者が集い、盛会に開催がされました。

恒例になったALWFトップセミナーは「日本型組織の指導者像-徳川 吉宗-」の演題で国際日本文化研究センターの笠谷 和比古 氏が講演されました。単なる財政再建者にとどまらず、近代日本の扉を開いた指導者としての徳川吉宗の施策が講師より熱く語られ今日の取り巻く環境等を考えた時大いに参考になりました。

さて、表題ですが新しい年を迎える時にどの業界も必ずテーマ設定する「新年度の課題」・・金融業界紙を読みながら目に留まり気になった点をそのままご紹介します。

協同組合組織で運営する「コミュニティーバンク」の課題は「地域密着型金融」を展開しつつ「顔の見える営業」「創業・再生支援」「情報渉外力の強化」「地域ドクター機能」「会員・組合員メリット」の5点を挙げています。

そして、協同組織は顔の見える相手に顔の見える営業推進をする事が原点であり、強みでもある。会員・組合員メリットを享受・実感出来る様な付加価値を持った商品・サービスの提供が不可欠・・・「協同」の強みを再確認し、この特性を活かした事業展開を「業界紙」は提言しています。

私達の「運動・事業」も言うまでもなく「協同・協働」を軸に展開をしていますのでこの5点の課題はそのまま当てはまりますし、明確な課題に他なりません。
この課題を受けて、具体的な施策の構築と着実な実践が求められる「2011年度」でもあります。卯年にちなんで言えば「ピョンピョンと目標に向けて飛び跳ねる」行動力が課題解決に不可欠でもありますね。 皆で知恵を出し合いながら頑張りましょう。(K)



おまけの写真はベニホッペ。掛川市千浜のビニールハウスでは、イチゴが栽培されています。お邪魔した農家の方は「今年は、随分なりが遅くて・・・」と言いながらハウスの中を見せてくれました。「ベニホッペ」が大きな実を沢山つけていました。(Chu)



品種がちがうとまだ花が咲いています。暖かなビニールハウス、甘い香りでいっぱいです。





皮の方がおいしい!

2011-01-07 | Weblog
私事で恐縮ですが、昨日は燃えるゴミの日、今日はビン・カン回収日でやっと家の中がすっきりしました。燃えるゴミの回収はたった1回お休みになっただけなのに、この時期いつもよりもゴミが多く、回収日が待ち遠しく感じたのは我が家だけではないと思います。
大掃除によるゴミの他、おせち料理などで出る生ゴミもありますしね。そんな訳で少しでもゴミを減らそうと努力しています。雑紙は資源回収に、生ゴミも出来るだけ少なく。

栗きんとんはおせちに欠かせませんが、厚く剥いたさつまいもの皮を何かに利用できないかと考え、思いついたのが「さつまいもの皮の大学芋」でした。作ってみると普通の大学芋よりもよっぽどおいしい。ここ何年かは栗きんとんと皮の大学芋はセットで作る料理となっています。あまりにもおいしいので、皮の大学芋を食べたいが為にさつまいもの実をどうしようかと本末転倒な悩みができてしまいました。

そして今年は筑前煮で残った大根の皮を再利用しようと思い、少し干して天麩羅にしてみました。これもなかなかおいしくできました。
以前何かの雑誌でグリル満天星の窪田シェフがじゃがいもの皮について「ある時残ったじゃがいもの皮がもったいなく揚げてみたらすごくおいしかった。これまで捨ててきた何十年かをすごく惜しく思う。」と語っていたのを読みました。その記事がずっと気になり、ついこの間私もじゃがいもの皮を揚げてみました。期待以上のおいしさで私もこれまで捨ててきた何十年かを後悔しました。

『皮にこそ味がある。害虫やばい菌、紫外線など野菜の周りに存在するさまざまな外敵から大切な部分を守る皮は命のバリアー、とても栄養価が高いのです。これは科学的にも証明されています。病気予防や健康維持に効果があるとされる抗酸化物質ファイトケミカルは植物の皮に集中しているのです。』あまりに気になったので、「野菜の皮」について検索してみましたら、こんな記事を発見しました。

                                   (タナギ)



おまけの写真は、掛川市大浜の海岸、元日のご来光では、多くの人達で賑わったかと思いますが、1月4日は朝日も鳥居も独り占めでした。




バーコードのようですが・・・





卯(うさぎ)年

2011-01-06 | Weblog
昨日は、恒例の事業団体互礼会がありました。
参加団体11団体、総勢30名の皆さんが勤労者総合会館に集っていただきました。

○ (社)静岡県労働者福祉協議会
○ 静岡県労働金庫
○ 全労済静岡県本部
○ 静岡県生活協同組合連合会
○ (財)静岡県勤労者信用基金協会
○ (財)静岡県年金福祉協会
○ (財)静岡県労働者福祉基金協会
○ (財)静岡県財形事業協会
○ ライフサポートセンターしずおか
○ (株)静岡ユニオントラベル
○ (株)静岡労金サービス

冒頭の平野理事長から、
「卯年は跳躍の年と言いますが、兔は寂しがりやで一人にすると死んでしまうと言われます。勤労者も一人では生きられないし、助け合ってこそ豊かに生きられる。そんな卯年は協同の年でもある。社団となった県労福協は、協同の精神を基礎に、会員団体と連携をより蜜にし、責任ある活動を展開したい。」と挨拶がありました。
続いて、各団体のトップの皆さんからご挨拶を受けてお開きとなりました。(内容略)

こんな事業団体だけの互礼会が開かれていることは、静岡県以外に無いと聞いたことがあります。事業団体相互に連携の強さもこんなと事の積み重ねだと思います。

なお、県労福協ホームページのトップページには、「2011年 年頭挨拶」を添付・掲載しました。そちらも是非、ご覧ください。(Chu)






おまけの写真は、土肥港からの富士山。ピーカンの空だけでは寂しいのでイカ釣り船の電球を入れてみました。



大瀬の海は海水がきれいで暖か。冬でも時には熱帯の魚を見ることができるようです。大勢のダイバー達で賑わっていました。



仕事始め

2011-01-05 | 県労福協
 みなさん、新年明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願い致します。

 2011年、県労福協の仕事始めは県庁へ川勝知事に新年のご挨拶から
 始まりました。従来、この様な新年県庁訪問は有りませんでしたが、知
 事の交代により県よりご案内を頂き、川勝知事への新年挨拶が実現でき
 ました。

 予想はしていましたが、知事面会者の多い事!後から後から続々と面会
 者が続いていました。ようやく我々の番になりました、川勝知事は応対
 の疲れなど微塵も見せずに我々を大変歓迎して頂き、記念写真にも快く
 応じて頂きました。(感謝)

 一組3分!短い時間でしたが「少子化対策」「就職支援」「婚活」など
 協力して取り組みをして行くことを挨拶の中で確認し合いました。最後
 にあさって、7日の労福協・連合静岡との「新春賀詞交歓会」へのご出
 席をお願いして終了となりました。川勝知事ありがとうございました。

 県庁訪問を終え、続いて恒例となっている「福祉事業団体新年互礼会」
 を労政会館で開催しました。各事業団体の代表者から今年の抱負、課題
 などを披歴頂き、福祉事業団体全体で2011年新春の心合わせを行い
 ました。それぞれに課題の多い年だと感じましたが、静岡県の自主福祉
 運動の素晴らしい所は、福祉事業団体の連携と協力が他県より優れてい
 る所です。みなさん、頑張っていきましょう!!

 みなさんにとって素晴らしい1年となる様ご祈念申し上げます。(金)








おまけの写真は、伊豆の大瀬崎から臨んだ富士山。打ち寄せる波、浮かぶ舟、その先に富士山。広重作の浮世絵のような大きな波を期待しましたが・・・。
跳躍の年、本年もよろしくお願いします。(Chu)