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静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

一年の計は元旦にあり

2011-01-13 | Weblog
「一年の計は元旦にあり」、辞書で調べると、何事も最初の計画や準備が大事の意。

一日の計は朝にあり。
一年の計は元旦にあり。
十年の計は樹を植えるにあり。
百年の計は子を教えるにあり。

京都、善峯寺副住職 掃部光昭氏によれば、この四句の二行目の句「一年の計は元旦にあり」の言わんとする究極は人間の一生の大事は「子を教うること冬きる」ということだそうです。
教えるの「教」の字は、親兄弟や友達、目上の方々、その他のすべてに「仕える心」「導く心」を教えるということで、心尽くしと思いやりの「心」とやさしさを教え育てるということだそうです。

親は、誰しも身を削る思いで我が子を育てます。無償の愛です。その「愛」は連綿として一度もとぎれることなく注がれて、今の私たちの心と肉体を形作ってきました。
今度は、現在の私たちがその「愛」を次の世代へ、そして千年、万年先も。「百年の計は子を教えるにあり」に繋がるわけですね。

昨今の世の中を見ていると、親が子を、子が親を平気で殺す。むしゃくしゃするからと誰かれとなく殺しにかかる。何か伝えるべき「愛」の伝え方が間違ってはいないでしょうか。(N)




おまけの写真は、菊川市中央公園からの夕焼け。色の組み合わせが、ドイツ国旗を逆さにしたように撮れました。(Chu)



夕暮れ時の散歩道では、夕陽の中で紅葉したセイタカアワダチソウがきれいでした。