2017年の大河ドラマが井伊次郎法師直虎に決まったとか。
いやー、やめてーっ!!
ぜったいいい物語にならない。
誘致活動が盛んだという加藤清正とか島津義弘とかにしてやればいいじゃんか。
もしくは平安時代後期~、南北朝時代を経て江戸時代初期までの井伊氏の興隆を描いた年代記だったらそれなりに見応えのある物になるはず。
だが主演が柴崎コウと聞いて、○○妻が好きだった私は心が揺らぎます。
作る方も、テレビ版『白夜行』を作った人だそうですね。
あんな緊張感があるドラマだったらいいんですけど、と、ちょっとでも思ってしまう私がイヤ。
(今年の大河ドラマも3話ぐらいで観るのをやめてしまいました)
でも、次郎法師を主役にした小説は『女にこそあれ次郎法師』(梓澤要、2006年)と『剣と紅』(高殿円、2012年)は名作ですから、ぜひ読んでみてくださいね。
井伊家の悲劇は、井伊氏よりも更に古い由緒をもつ小野氏を家老に迎えてしまったことにあるのですけど、その小野和泉と小野但馬の親子の描き方が両書のきわだつ点でありました。
この動画で脇役扱いされている「椿姫」(ラ・トラヴィアータ、道を踏み外した女)というのも濱松城の女城主ですからね。
あーやだやだ。