中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

東播懇話会例会

2012-05-17 22:45:13 | 活動
今日は東播懇話会の例会でした。
テーマは「野田増税政権と解散政局」
講師は政治ジャーナリストの末延氏。

内容としては、まず野田総理の背後には財務省がおり、そこが野田さんはもとより、
野党自民党の谷垣さんなどを説得して回っているということです。

日本の財政状況としては、確かに負債は1000兆あるが、資産も650兆あり問題はない
との話も。

どうやら高橋洋一さんと仲が良いそうで、論調としては同じもですね。

さて、消費税を含めた法案の行方ですが、9月をまたいで審議がされそうだが、基本的には
合意の方向で民主・自民ともに合意するのではないかとの見方です。

というのも、共に9月に党首選・総裁選があり、それぞれ自身の進退がかかっているため、
野田さんは法案を通す・谷垣さんは解散を取り付けるという成果が欲しい状況です。
それを進めつつ、「今は自分しか成果をだせないんだ」との姿勢でトップに居続けたい
という考えのようです。

また、自民もいろいろと言っているが、話し合い解散でほぼ話がついているのでは、との
ことです。

タイミング的には、秋から年明け、場合によっては参議院選挙の直前が考えられるが、
ハプニングとして不信任案が通る可能性もあり得る様子。

第三極である維新や連携するみんなの党が議席を伸ばすと考えられるが、場合によっては
自民や民主の改革派と合流することも。
(ちなみに、維新やみんなのブレーンは、高橋洋一さんですね)

消費税については、いつかはやらないといけない。
ただ、金がないから上げるではなく、直接税と間接税のバランスを変える視点からせねば
ならないとのことでした。

最後に、メディア内部にいた方としての話で、今はNHK以外のメディアは全くダメで、
内容も信用できない。
様々な情報源から、自分で判断をしてゆくメディアリテラシーが国民には求められるとの
ことで終わりました。


財政や消費税の話としては、高橋洋一さんの本やリフレ派の方たちの本で読んだものと同様で、
一理あるものと感じています。
ですが、財政規律も守るべきラインはあると思います。

日々のマスコミ報道のように、「日本の借金はマズイ。もう増税しかない!」という論調しか
見られないのも気持ち悪いですが。

それこそメディアリテラシーでしょうか。

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