中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

今日は研修会

2013-02-13 21:30:24 | 活動
今日は加古川市を含む二市二町の議会議長会の議員研修会。

元市川市の議会事務局長の大塚康男氏。
テーマは「市町議会議員の危機管理」



危機管理といっても防災ではなく、政務活動費の適正利用ということと、兼業の禁止
についてです。
間違えると失職の可能性もあるよという意味で危機管理ということでしょうか。

さて、政務活動費ですが、これは以前は「政務調査費」と言っていました。
法律が変わり、政務活動費となりました。

法改正の目的としては、使いやすくするということです。
といっても、政務活動費(政務調査費も)は「議員の資質を高めるための調査活動」です。
これは変わりません。
政務活動費は、それに「その他の活動」が含まれます。

政務調査費については、先日和歌山県の県議会が訴えられて返還命令を出されていましたが、
不適切な使用がありました。

加古川市議会、また私の所属する市民クラブは厳格に使用しているのですが、とはいえ使い勝手が
悪い部分があるのも事実。
もちろん税金を使わせてもらっているので規制があるのは当然です。
ですが、一部意見であるように「減らすのが当然」というのもおかしいと思っています。

二元代表の一角として行政と対峙するためには、資質を高める必要があり、そのために法で認め
られているものを使わないのは、ある意味仕事放棄にも思えるのです。

とはいえ、和歌山のように、これまで不適切な使い方が各地であるのも事実。
ただ、これは都道府県レベルに多いです。

なぜなら額が多くて使いきれないから。
(期末に余った分は返せばよいのですが、モッタイナイと思うのでしょうか)

そのようなところは、適正化を行い、減らすときは減らせばよいと思います。

ですが、市町村レベルでは、足りないと思っている議員の方が多いと思います。
私も、市政報告書作成と本と研修で、もう赤字です。
(会派に来るので、他の議員のを分けてもらっている形)

ちなみに、加古川市は月7万円。
規模からすると標準でしょうか。明石が8万円とかなので。

東京都は月65万だそうです。「月」ですよ!
そりゃあ使いきれないでしょう。

あくまで政務活動費が悪いのではなく、変な使い方をする人が悪いのです。
そのあたりを整理して議論する必要があります。

議員定数もそうですが、何のために議員がいて、何のために政務活動費があるのか、そこをしっかり
押さえないと変な方向にいってしまいます。
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