中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

日岡神社で慰霊祭&講演会

2019-08-10 23:00:05 | 活動
日岡神社には鎮魂碑があります。
明治29年ごろに建立され、日清・日露から太平洋戦争(大東亜戦争)で亡くなられた方々の御霊の
安らかなることを祈っています。

また、そのなかには、加古川から名前をとっている重巡洋艦加古に乗艦され亡くなった方も。

そうした方々の慰霊祭が、本日行われました。



終戦の時も、これくらい良い天気だったのでしょうね。

その後、郷土歴史家の上谷さんのご講演。



映画のアルキメデスの大戦の話もされつつでして、見ようと思っていたのでネタバレが無いかヒヤヒヤしつつ(笑)
その中に出てくる平賀譲海軍中将も、加古と関わりがあるとのことでした。

もともとは軽巡洋艦として竣工される予定でしたが、ワシントン軍縮会議の影響などから重巡洋艦になった加古。
なので、帝国海軍では例外的に、重巡洋艦ですが河川から名前が取られた珍しい艦船です。
(ふつうは山の名前からとる)

建造は一番最初でしたが、先に古鷹が出来たので、古鷹型の2番艦となります。
当時、傑作艦と言われていた程、世界が驚くものであったそうです。
1926年に竣工し、1942年の第一次ソロモン海海戦で活躍しましたが、その次の日に魚雷攻撃を受け沈没しました。

さて、上谷さんは鶉野飛行場で紫電改の復元に力を入れられた方ですが、加古川飛行場の研究にもともと造詣の深い方。
上谷さんが新たに手に入れられた写真などの展示が、尾上公民館でも行われています。

市でも、今年、上谷さんのご協力もいただきつつ、市内にある戦争史跡のマップを作成しました。
マップはこちらから→加古川市HP

加古川にも多くの史跡があります。
戦争を体験された方々が減っていく昨今。
次世代にどのように平和の大切さを伝えていくか、考えなければなりません。

コメント
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